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ピンチに次ぐピンチ…シュミット&遠藤航が窮地救ったシントトロイデン、待望の今季初白星!

ゲキサカ / 2019年8月11日 23時42分

今季初勝利に貢献したGKシュミット・ダニエル

[8.11 ベルギー・リーグ第3節 シントトロイデン2-1スタンダール・リエージュ]

 ベルギー・リーグ第3節が11日に行われ、DF遠藤航、GKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨の所属するシントトロイデンはホームでスタンダール・リエージュと対戦し、2-1で勝利した。シュミットは2試合連続で先発フル出場し、今季初白星に貢献。2試合連続ベンチスタートの遠藤は後半20分に途中出場している。

 開幕2連敗中のシントトロイデンは前半29分、MFアレクサンドル・デ・ブラインが自陣左サイドから長い距離をドリブルで持ち上がり、右足のシュートを決めて均衡を破る。同37分にはMFハムザ・マソウディもドリブルで中央突破し、右足で流し込んで2点差とした。

 しかし、後半11分に自陣PA内でFWウォルク・ジャンセンにハンドがあったとして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経て相手にPKが与えられる。同13分、PKキッカーを務めたスタンダール・リエージュのFWポール・ジョゼ・ムポクが右足でゴール左へシュート。シュミットはコースを読んでいたが、止め切れなかった。

 後半20分になると遠藤が2枚目の交代カードでピッチへ。シントトロイデンは終盤に入り、相手のクロスバーやポスト直撃のシュートなど、ピンチが増え始める。さらに交代枠を使い切った後に負傷者を出し、苦しい時間が続いた。

 好セーブでしのぐシュミットは後半39分にゴールキックで遅延行為を取られ、イエローカードを受ける。同40分にはスタンダール・リエージュのFWドゥイェ・チョプに至近距離でシュートを許すが、戻った遠藤がゴールラインぎりぎりでスーパークリア。シントトロイデンは辛くも2-1で逃げ切りに成功し、開幕3試合目で待望の今季初白星をつかんだ。
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