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星稜・河崎総監督がこだわる「満足度」。和倉ユース大会はB戦も順位戦も“本気”のフェスティバル

ゲキサカ / 2019年8月13日 21時38分

 石川県ユースフェスティバルは当初、金沢市でスタート。その後、参加チーム数の増加とともに、グラウンドを求めて能登や加賀方面に広がっていったのだという。和倉ユース大会が開催された七尾市の和倉温泉では、2010年に整備された和倉温泉多目的グラウンド(人工芝3面)や2013年に整備された能登島グラウンド(人工芝2面)に選手は宿泊施設からバスや徒歩で訪れてプレー。河崎総監督は「今では各地であるかもしれないけれど、15年前から岡田屋さんのおかみさんが選手の洗濯ものを全部洗ってくれていた」と語っていたが、宿泊施設やボランティア、行政関係者など、参加チームを満足させる環境づくりや大会運営をサポートしてくれる人たちに感謝する。

「満足度が一番重要」と言う河崎総監督の理想の大会に近づくことができたのも、河崎総監督ら現場の人たちの力に加え、サポートの力があったからこそ。「支える人の意識とクオリティが上がったことでこういうフェスティバルになった。和倉温泉の旅館の皆さんの協力がある。認知されてきたのも地元の人たちの協力のおかげかな。美味しいものを腹いっぱい食べさせてくれたり、温泉に一日3回も4回も入って疲れを取らせてもらったり。そして、海に突き出たグラウンド。あのロケーションはなかなかないですよ」。選手にはサポートする側への感謝する心を持って欲しいという思いもある。

 河崎総監督は和倉ユース大会の今後へ向けて「質を維持しながらやっていきたい」と語る。将来的には日本を飛び出して国際大会を開催し、ユース世代の選手たちに真剣勝負する機会を与えたいという目標も。選手、コーチングスタッフ、チームが満足してくれる環境を求め続けて土台を作った河崎総監督は、今後もその満足度を一番に求めながら大会の発展を目指す。
 
(取材・文 吉田太郎)

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