「絶対に行きたい」。存在感放つ前育MF櫻井ら初招集組はU-17W杯への“滑り込み合格”なるか?
ゲキサカ / 2019年8月16日 1時1分
U-17日本代表が、13日から今秋のU-17ワールドカップに向けた強化合宿を福島県のJヴィレッジなどで行っている。この合宿には「夏の大会で名を売った選手などにチャンスを与えたいと思った」(森山佳郎監督)という方針から4名の初招集選手、MF川名連介(湘南工科大附高)、MF田村蒼生(柏U-18)、MF櫻井辰徳(前橋育英高)、FW光田脩人(名古屋U-18)も初めての代表合宿で汗を流している。
その中でも指揮官の口から「前橋育英の攻撃のタクトをふるっている選手だけある」と名前が出て来たのは、名門のタイガー軍団でボランチを務める櫻井だ。15日の紅白戦でもボランチとして精度高くパスを散らして確かな存在感を発揮してみせた。
本人は「本当に今まで経験したことのないレベルで、練習のプレースピードの速さにビックリしてしまった」と苦笑いを浮かべつつ、「少し慣れてきたので、今日はボールも触れていたと思います。まだまだ自分の特長を出せてない部分もあるけど、すごく楽しい」と充実の表情を浮かべる。
インターハイ終了後に舞い込んだ初招集の知らせは「本当に驚きました。1回戦で負けてしまった上に、そこまでいいプレーをできたとも思っていなかったので」と言いつつも、同じ年代のトップレベルの選手と競い合える環境は「本当に刺激になるし、学ぶことがたくさんある」と目を輝かせる。そして、いざこういう場に来てみれば、欲も出てくるし、野心も芽生えてくるものだ。
「ここに来てU-17ワールドカップへ絶対に行きたいと思ったし、自分も世界トップクラスの選手たちと戦ってみたいです。こういう選手たちと一緒に戦えれば、自分はもっと上手くなれると思うし、前橋育英の仲間にもこのレベルを伝えてられると思うので、本当にこの代表へ残りたい」
実力急伸でU-17ワールドカップ直前のチームに滑り込んできた名門校のボランチは、フレッシュなギラギラ感を隠すことなく、「明日の練習試合では自分の武器である縦パスとかサイドチェンジをもっと出していきたい」と、ワールドカップへの“滑り込み合格”に向けたアピールを誓っていた。
(取材・文 川端暁彦)
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