先発全員“旧メンバー”のR・マドリー、モドリッチ一発退場も開幕3発白星!
ゲキサカ / 2019年8月18日 2時26分
[8.17 リーガ・エスパニョーラ第1節 セルタ1-3R・マドリー]
リーガ・エスパニョーラは17日、第1節を各地で行い、レアル・マドリーがセルタに3-1で勝利した。今夏は大量補強を行ったものの、先発メンバーは全員が昨季からの所属組。MFルカ・モドリッチの一発退場により10人で戦う時間も長かったが、落ち着いた試合運びで白星発進を果たした。
R・マドリーは今季、FWエデン・アザール(←チェルシー)、FWルカ・ヨビッチ(←フランクフルト)、FWロドリゴ(←サントス)、DFエデル・ミルトン(←ポルト)をクラブ史上最高額の3億ユーロ以上かけて獲得。しかし、負傷したアザールとロドリゴはベンチ入りを外れ、ヨビッチとミリトンはベンチスタートだった。
先発はGKティボー・クルトワが最後方に構え、4バックは左からDFマルセロ、DFセルヒオ・ラモス、DFラファエル・バラン、DFアルバロ・オドリオソラ。3センターはMFカゼミーロ、モドリッチ、MFトニ・クロースが組み、最前線は左からFWビニシウス・ジュニオール、FWカリム・ベンゼマ、FWガレス・ベイルが務めた。
序盤はセルタが主導権を握ったが、先にスコアを動かしたのはR・マドリーだった。前半12分、中盤でのボール奪取からベイルが左サイドを駆け上がると、フェイントでえぐって中央にグラウンダークロスを供給。これにベンゼマが落ち着いて合わせ、昨季チーム得点王のエースに早々と今季第1号が出た。
その後はセルタがボールを持つ時間帯が長くなり、前半45分にはMFブライス・メンデスがゴールを決めたが、直前にオフサイドがあったとして取り消し。それでもR・マドリーは後半11分、MFデニス・スアレスのアキレス腱を踏んだモドリッチがVAR介入の末に一発退場処分を下され、残り34分間を10人で戦わなければならない状況となった。
ところがR・マドリーは後半16分、左サイドの崩しからビニシウス、マルセロが小気味よくつなぎ、クロースがミドルレンジから右足一閃。強烈なシュートをクロスバーに当てながら叩き込み、リードを2点に広げた。24分にはビニシウスに代わり、FWルーカス・バスケスを投入した。
さらに後半30分、R・マドリーはキレを取り戻しているベイルに代わってMFイスコを投入。すると35分、マルセロとイスコのワンツーからベンゼマがルーレットでかわすと、最後は優しいパスからL・バスケスが決め、ついに3点差となった。36分にはベンゼマを下げてヨビッチが送り込まれ、新天地デビューを飾った。
何とか一矢報いたいセルタは後半43分、最後の交代カードでFWガブリエル・フェルナンデスに代わって18歳のFWイケル・ロサダ・アラグンデを起用。するとアディショナルタイム1分、ペナルティエリア右に流れたロサダはS・ラモスの股下を抜くシュートを打ち込み、1点を返した。しかし、試合はそこで終了。R・マドリーに軍配が上がった。
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