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デポルティボMF柴崎岳が公式戦デビュー! 先制点導くフィードで開幕白星に貢献

ゲキサカ / 2019年8月19日 6時26分

デポルティボに加入したMF柴崎岳

[8.18 スペイン2部 デポルティボ3-2オビエド]

 スペイン2部リーグは18日、開幕節を行い、MF柴崎岳所属のデポルティボは敵地でオビエドと対戦した。ヘタフェから加入した柴崎はボランチの一角でフル出場。公式戦デビュー戦で先制点の起点となり、3-2での白星に大きく貢献した。

 試合は前半18分、新天地デビュー戦の背番号22からゴールが生まれた。中盤でボールを持ち上がった柴崎は左にフィードを送ると、受けたMFボルハ・バレがドリブルで突破。カットインシュートは相手GKに阻まれたが、こぼれ球をFWママドゥ・コネが押し込んだ。当初はオフサイドが宣告されるも、VARの助言でゴールが認められた。

 1-0で迎えた後半11分、さらにデポルティボが追加点を奪った。MFアレックス・ベルガティニョスのパスを受けたFWアゲル・アケツェがペナルティエリア外から左足を振り抜くと、これがそのままネットに突き刺さった。それでも24分、MFサウル・ベルホンのFKからDFミチェル・ソマがオウンゴールを献上し、1点を返された。

 また後半33分、オビエドは右サイドを駆け上がったMFマルコ・サンガッリの高速クロスにFWサムエル・オベン・ギャバが頭で合わせて同点。デポルティボは2点差から追いつかれ、勝ち点差を落とすかと思われたが、最後はFWクリスティアン・サントスが華麗なトラップから豪快なシュートをたたき込み、3-2で勝利した。

 昨季のヘタフェでは公式戦10試合の出場にとどまり、フル出場はわずか3試合しかなかった柴崎にとって開幕戦のフル出場は大きな一歩。スペイン2部ではここから来年5月24日まで、全42試合という長いシーズンを戦うことになるが、白星に貢献したことで上々の滑り出しとなった。
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