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武藤嘉紀の“率直すぎるコメント”が思わぬ波紋…元イングランド代表FWも物申す

ゲキサカ / 2019年8月25日 13時30分

武藤嘉紀のコメントが思わぬ波紋

 ニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀の試合後のコメントが波紋を広げている。

 今季からスティーブ・ブルース監督が指揮を執るニューカッスルは、17日に昇格組ノリッジ相手に1-3で敗れ、開幕2連敗。後半22分から今季初出場を果たした武藤は、「本当に大変だった。僕は孤立していると感じたし、常に3~4人の相手に囲まれていた。フォワードとしては非常に困難だった。チームとして全体的に苦労した。2敗したので状況を変えたい。僕たちはもっと一生懸命トレーニングに取り組まないとけいない」と語っていた。

 この“率直すぎるコメント”が問題視されており、英『HITC』は「武藤のコメントは、すでに批判を受けているブルースを助けていない。彼の言葉はニューカッスルの戦術に対する批判とされ、今ブルースが必要としているものではない。団結を示す必要があるときに、彼のコメントは見当違いにみえる」と苦言を呈した。

 さらに、かつてトッテナムやサンダーランドなどでプレーし、今年7月に現役引退を表明した元イングランド代表FWのダレン・ベント氏も武藤のコメントに反応。『フットボール・インサイダー』で「ブルースの戦術を批判しているように聞こえるよ。良くないね」とコメントした。

「それは監督と直接話すことだ。まるで『あなたの戦術ではゴールを決められない』と言っているようだ。彼は監督に少しプレッシャーをかけているようにみえる。そうすることでニューカッスルのファンは『見ろ、ブルースのせいだ。選手たちも彼の戦術が好きじゃない』となってしまう。それはチームに不必要な問題だ」

 率直なコメントが思わぬ波紋を呼んでいる武藤。25日にはアウェーでトッテナムと対戦するが、出場機会を得ることができるだろうか。ブルース監督の起用法に注目が集まる。
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