ライバルから「エグイ」と言われるFWも選出!ユースライター・森田将義氏が推薦する「関西U-16~Groeien~2019注目の11傑」
ゲキサカ / 2019年8月31日 12時56分
DF藤嶋凌久(東海大大阪仰星高)
「173cmの身長はセンターバックとして小柄だが、タイミングの良いジャンプを活かして空中戦では強さを発揮。ゴール前では身体を張ったシュートブロックを繰り返し、ルーキーながらも”仰星らしい”粘り強い守備を見せる原動力となった」
DF山本蒼太(興國高)
「元々は中盤の選手だったが、高校では180cmの身長と種類が豊富な左足キックが評価され、左SBにコンバート。慣れない守備に戸惑う場面も目立つが、『攻撃面や技術はセンスがある』(中山昇コーチ)とスタッフの評価も高く、すでにAチームでも出場機会を掴む」
MF大塚一希(神戸弘陵高)
「ボールを止めて・蹴る基礎技術の高さが光るMF。2列目で見せるシンプルな散らしで攻撃のリズムを作りながら、機を見てはゴール前に顔を出し、フィニッシュにも絡んだ。グロイエンで課題となった守備を磨けば、Aチームでの出場機会が増えるはずだ」
MF田中将太郎(草津東高)
「センスの高さが目を惹く大型レフティーで、相手DFの急所を突くスルーパスで決定機を演出する。プレスの甘さが見えれば『前向きで仕掛けられるのが自分の長所だと思っている』と胸を張るドリブルで相手エリアを前進し、ゴールを狙えるのも強み」
FW猿渡友葵(関西大北陽高)
「スピードを活かしたドリブルとスペースへの飛び出しが売りのFWだが、何よりも光るのがゴールへの貪欲さ。チャンスと見れば果敢に放つシュートによって、相手に気を抜く隙を与えない“根っからの点取り屋気質”が印象に残った」
FW長野壮(三田学園高)
「中体連出身のFWで中学時代は神戸市のトレセンに選ばれる程度の選手だったが、三田学園では184cmの高身長ながらも50m6秒2で走れるポテンシャルを高く評価され、すでにAチームでプレー。グロイエンでは格の違いを見せてゴールネットを揺らし続けた」
FW木原励(京都橘高)
「13ゴールを奪い、G1リーグ得点王に輝いたストライカー。高さと速さを備えた本格派で、強引に相手DFをなぎ倒しながらゴール前に持ち込む動きと落ち着いたボールコントロールからのシュートが持ち味だ。今大会ではプレーを目にした他校の複数の選手が『木原はエグイ』と口にするほど圧倒的な動きを見せた」
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