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サラゴサ白星で暫定首位も、香川真司は見せ場なく途中交代

ゲキサカ / 2019年8月31日 15時53分

サラゴサMF香川真司

[8.30 スペイン2部第3節 サラゴサ1-0エルチェ]

 スペイン2部リーグは30日、第3節を各地で行い、MF香川真司所属のサラゴサがエルチェに1-0で勝利した。他チームに先駆けて試合を終えたため暫定首位。トップ下で先発し、前節に続いてのゴールを狙った香川は0-0で迎えた後半26分で途中交代となった。

 中盤ダイヤモンド型の4-4-2のトップ下で出場した香川は30日、カタールW杯アジア2次予選に臨む日本代表メンバーから落選。2部リーグは国際Aマッチデーによる中断期間がないため、所属クラブでの活躍が期待される中、開幕節から3試合連続での先発入りを果たした。

 試合の主導権を握ったのはホームのサラゴサ。しかし、序盤からコロンビア代表FWルイス・スアレスに決定機がたびたび訪れるものの、なかなか決めることができない。香川も左ハーフスペースでパスを受け、果敢にミドルシュートを狙う場面もあったが、大きく枠を外れ、前半をスコアレスで終えた。

 すると後半26分、香川は目立ったパフォーマンスが発揮できないまま途中交代。それでも39分、サラゴサはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によってPKを得ると、これをスアレスが決めて先制点を獲得した。1点リードを確保しているサラゴサは試合をそのまま終え、開幕3試合負けなし(2勝1分)となった。

 地元紙『スポルトアラゴン』は10点満点中3点をつけた香川について「流動性の欠如。前後半ともに試合から消えていた。チームから孤立し、連係の選択肢がなかった」と指摘。『ヘラルド』は序盤の様子を「ボールと絡むことなくさまよい、所在なさげに歩いていた」と表現した。
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