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終了間際に痛恨OG…チェルシー、エイブラハム2戦連続2ゴールも昇格組とドロー決着

ゲキサカ / 2019年9月1日 6時36分

DFクルト・ズマが痛恨のオウンゴール

[8.31 プレミア第4節 チェルシー2-2シェフィールド・U]

 プレミアリーグは31日、第4節が行われ、チェルシーはホームで昇格組シェフィールド・ユナイテッドと2-2で引き分けた。

 24日のノリッジ戦で待望のフランク・ランパード体制初勝利を挙げたチェルシー。先発は1人の変更にとどめ、DFアンドレアス・クリステンセンに代わってDFフィカヨ・トモリを起用した。

 27日にカラバオカップ(リーグ杯)をこなしたシェフィールドに対し、休養十分のチェルシーは当然のようにボールの主導権を握り、前半19分に先制する。FWクリスティアン・プリッシチが右サイドへ展開し、DFセサル・アスピリクエタが高い弾道のクロスを供給。FWタミー・エイブラハムのヘディングシュートはGKディーン・ヘンダーソンに止められたが、こぼれ球をエイブラハム自ら右足で押し込み、スコアを動かした。

 勢いづくチェルシーは前半43分、センターサークル付近からMFジョルジーニョが柔らかい浮き球パスを前線へ入れると、相手の連係ミスからPA内にこぼれたボールをエイブラハムが右足シュート。期待の21歳ストライカーが2試合連続2ゴールを挙げ、2-0で前半を終えた。

 チェルシーと同じくここまで1勝1分1敗のシェフィールド。苦しい展開だが、後半開始早々に1点を返す。1分、左サイドでスローインのリターンを受けたDFエンダ・スティーブンスが縦に突破。中央に折り返したボールをFWカラム・ロビンソンが右足で合わせ、反撃の狼煙を上げた。11分には、エイブラハムの決定的なシュートをGKヘンダーソンがファインセーブ。すると、ドラマは試合終了間際に待っていた。

 シェフィールドは後半44分、左サイドでMFオリバー・ノーウッドのパスを受けたロビンソンが切り返して右足でクロスを入れる。インスイングのボールがゴール方向に向かい、FWリス・ムセも詰めていたことでDFクルト・ズマがクリアしきれず、オウンゴールを誘発。試合は2-2で勝ち点1を分け合った。
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