カシマ凱旋を経てW杯予選へ…柴崎岳「対アジアのスパイクを履かなきゃいけない」
ゲキサカ / 2019年9月4日 20時25分
キリンチャレンジカップ・パラグアイ戦を控えた日本代表は4日、試合会場の茨城県立カシマサッカースタジアムで前日練習を行った。MF柴崎岳(デポルティボ)にとって、カシマはプロ生活をスタートした思い出の地。特別な感慨は「練習だけなのでまだない」と述べつつ、3年ぶりの凱旋試合に意気込みを語った。
コパ・アメリカでは日本代表のチームキャプテンを任され、ボランチの一角で全3試合に先発出場。所属クラブでは出番が確保できなかったヘタフェからデポルティボへと移ったことで、開幕3試合続けて先発を任されるなど、2019-20シーズンは充実した形でスタートしている。
そうして迎えた日本代表合宿。2016年末に鹿島を退団して以来、3年ぶりの凱旋試合を迎える柴崎が目指すのは、これまで森保ジャパンが積み上げてきたものの“継続”だ。
「確認したいのは今までやってきたことの復習。(カタールW杯アジア2次予選の)ミャンマー戦に向けて、良い準備をしていきたい。ここでトライしたいことがあるというよりは継続の意味合いが強い」。W杯予選が始まることを見据え、キリンチャレンジ杯の戦い方を逆算している。
2試合の位置付けについては「両方の試合を分けて考える必要がある部分、ない部分があるが、日本代表の活動としてチーム力を高めることは一貫している」と指摘。その一方で「たとえばアジアのチームと対戦する時は対アジアのスパイクを履かなきゃいけないし、パラグアイとやる時はまた違ったスパイクを履かなきゃいけない」と違いも表現した。
「親善試合という意味合いもあるけど、まったくレベルもタイプも違う2か国とやることになる。気持ちも含めてうまく切り替えないと、アウェーの地で自分たちが望まない結果になることも十分にあり得るので、そこはしっかりと取り組みたい」。W杯への再挑戦を始めるにあたり、思い返すのは前回2次予選の経験だ。
日本はホームで迎えた初戦でシンガポール代表と引き分け。先発から71分間プレーしていた柴崎は「勝たなきゃいけない試合だったので、教訓にしないといけない。ピッチにいなかった選手は感じにくいかもしれないけど、ピッチにいた選手がいるので、口にする必要はないとは思うが、日々の取り組みで示していく必要がある」と力を込めた。
(取材・文 竹内達也)
●カタールW杯アジア2次予選特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
U-23日本代表がイスラエル戦前日練習! 復調の平河、潜む“カードトラブル”…GL突破決定後の第3節の意味「消化試合とは思っていない」
ゲキサカ / 2024年7月30日 5時21分
-
南米1位を圧倒した衝撃5G「無視できない」…日本に海外脱帽、パラグアイ屈服の技術「別次元」【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月25日 20時20分
-
「不甲斐ないプレーだった」凱旋試合で先発した伊東純也、久々の日本でのプレーに「嬉しかったし、楽しくできた」
超ワールドサッカー / 2024年7月24日 23時45分
-
失点関与のミスで決意の丸刈り アテネ五輪主将が明かす責任の大きさ「自分に務まるのか」
FOOTBALL ZONE / 2024年7月23日 7時40分
-
森保監督がEURO視察で感じたベースの重要性「代表ではそこまで突き詰めてはやらないんだなと」
ゲキサカ / 2024年7月8日 11時55分
ランキング
-
1【ボクシング】性別騒動ボクサーの即時失格を米識者要求「ステロイドと同じ」「殺す可能性」
東スポWEB / 2024年8月2日 16時41分
-
2“ブーイングの嵐“ 『アンスポーツマンライクファウル』認められず ホーバスHCは猛抗議 フランス戦で八村塁は退場
日テレNEWS NNN / 2024年8月2日 20時33分
-
3バスケ男子3連敗で1次L敗退…八村離脱の苦境 52年ぶり自力勝利届かず…渡辺雄「最後までやりきった」
スポニチアネックス / 2024年8月2日 19時45分
-
4フェンシング美女・宮脇花綸は「ガチお嬢さん」東洋英和→慶応大!人気局アナと同級生だった
スポーツ報知 / 2024年8月2日 12時35分
-
5【柔道】ウルフ・アロン〝テレビばっかり出てる〟批判に小川直也氏が反論 競技普及への貢献を強調
東スポWEB / 2024年8月2日 5時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください