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「残念」な前半も第2戦に望み…槙野「幾度となく窮地に立たされて逆転してきた」

ゲキサカ / 2019年9月5日 9時45分

槙野智章の得点で1点差。第2戦の行方はわからなくなった

[9.4 ルヴァン杯準々決勝第1戦 浦和2-3鹿島 埼玉]

 前半35分にセットプレーからDFブエノに先制を許すと、38分にFW土居聖真、43分にMF名古新太郎とあっけなく2点を許してしまった浦和レッズ。「残念で、かっこ悪くて、ふがいないプレーを前半見せてしまった」とDF槙野智章は認める。前半終了の笛がなると埼玉スタジアムはブーイングに包まれた。

「最近みせていたふがいない内容が、ドバっと出た」。リーグでは6戦勝ちなし(4分2敗)、とりわけ守備での不安定さ顕著で、鹿島戦で公式戦11試合連続での失点となってしまった。「ボールを持たれるのは想定内」だったが、「ファウルをする距離感にもつめられていない」最初の45分だった。

 ハーフタイムの監督コメントによると「いいか、ホームだぞ。こんな状況許してよいのか。0-3でもやるんだ」と大槻毅監督はゲキをとばしたという。「15分のハーフタイムで変わったところをみせる」と槙野も意気込んで後半を迎えた。

 途中出場のFW興梠慎三のゴールで勢いにのった浦和は、直後に槙野も得点。残り30分で1点差につめよるも第1戦を2-3で落としてしまった。それでも、第2戦に望みをつないだことは間違いない。「幾度となく窮地に立たされて、逆転してきた」。8日に行われる敵地での第2戦へ、槙野は自信をのぞかせた。

(取材・文 奥山典幸)
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