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日本vsパラグアイ 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2019年9月6日 2時25分

―後半、冨安を右サイドバックで起用した意図は。
「まずは今日のキリンチャレンジカップの中で交代枠が6人あるというところで、交代枠をできるだけ使って今日の試合に勝利すること、パラグアイ戦での戦いが次のミャンマー戦につながることを考えて交代枠を使いながら戦った。冨安の右サイドバックに関しては、所属クラブで右サイドバックをやっていることが多いので、日本代表のオプションとしてそこでプレーすることがどういう効果をもたらすかを考えつつ、冨安だけでなく、植田が所属チームでいいプレーをしていることも確認しているので、そこも使いながらということで冨安を右サイドバックに持ってきた。冨安だけでなく、チーム全体のことも考えて、いろんなオプションを持てるようにするために、どういう戦いができるかを探るという意味でもポジションを変えて戦った」

―W杯予選を控えて心境に変化はあるか。
「変わるところはないと思う。あまり器用ではないし、対戦相手や状況によって準備すること、戦い方を変えないといけないということはあると思うが、当たり前のことを当たり前に準備する、最善の準備をして試合でベストを尽くす自分のスタイルを継続してやっていきたい。アジア予選はまた違ったプレッシャーのある試合になるので、選手が思い切ってプレーできるような環境づくりをできればと思っている」

―前半は攻撃のバランスが良かったように見えたが。
「チームの戦い方としては選手たちにミーティングなどで声をかけているが、選手たちがまずアグレッシブにゴールに向かっていく、守備もプレッシャーをかけにいくという前向きな入り方、戦い方をしてくれたのは、私が選手に働きかけたというよりも、選手たちがこの試合が次のミャンマー戦につながるという集中力と覚悟を持って戦ってくれたことが内容に反映されたと思う」

―久保を後半開始から起用したのは長い時間試したかったからか。
「特に彼だからどうということは起用の判断としてはないが、6月のキリンチャレンジカップ、コパ・アメリカで彼が見せてくれたパフォーマンスを評価して、今日は6月よりも長い時間プレーしてもらった。内容としては6月はトップ下でプレーすることが多かったが、今日はサイドに出たときにどういうプレーができるかという部分で、攻撃では起点となり、個で仕掛けて、いい部分を出していたと思うし、周りをうまく使うこともできていたので、チームとしてもオプションの一つになるプレーを見せてくれたと思う。ただ、チームのコンセプトの攻守と考えたときには、まだまだチームでの戦い方をより具現化できるようにトライしてほしいと思う。守備の部分でもまだまだ強さは足りないが、その強さをまず上げてもらうということと、強さを上げるために今日も果敢に相手にチャレンジしていたが、相手にチャレンジしていく部分は続けて代表でもトライしてもらいたいと思う」

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