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[Rookie League]清水桜が丘が矢板中央のB League全勝・無失点Vを阻止し、入れ替え戦へ

ゲキサカ / 2019年9月8日 6時29分

後半20分、清水桜が丘高FW大内陽稀が決勝ゴール

[9.7 Rookie League B最終節 矢板中央高 0-1 清水桜が丘高 時之栖うさぎ島G]

 7日、「2019 Rookie League」B League最終節ですでに優勝を決めている矢板中央高(栃木)と4位・清水桜が丘高(静岡)が対戦。清水桜が丘が1-0で勝ち、3位と入れ替え戦進出を決めた。

 ここまで開幕6連勝、全試合無失点の矢板中央の全勝・無失点Vを清水桜が丘が阻止した。矢板中央はゴール前で存在感を放つGK羽渕莉人やCB島崎勝也、MF小出勇翔を中心とした堅守。そこから185cmFW林廉斗や個人技光るFW鈴木響を活用した攻撃を見せる。

 一方の清水桜が丘はボールを握られる時間帯があってもGK瀨崎一翔やCB山田遥夢、CB佐野稜樹らが落ち着いた守備。Aチーム同様、奪ったボールを失わずに動かしてFW大内陽稀やFW望月斗弥らがクロスやフィニッシュにまで持ち込んでいた。

 翌8日に全国ルーキーリーグ交流大会プレーオフ1回戦を戦う矢板中央は、早めにメンバーを入れ替えながらのゲームに。その中でもゴール前のシーンを増やしていたが、あとわずかのところで決め切ることができない。

 一方、清水桜が丘もメンバーを入れ替えながら優勝校に対抗。そして後半20分、左クロス後の攻防でPKを獲得する。これを大内が右足で左隅に沈めて先制。矢板中央の反撃を凌いだ清水桜が丘が1-0で勝った。

 清水桜が丘の大内は「今までチームとしてやろうということを継続してやってこれたので最後、首位相手でしたけれども、勝てて良かった」とコメント。チームは連戦となる帝京三高(山梨)との入れ替え戦(8日)も勝利して、A League復帰を決める意気込みだ。

 一方、矢板中央の小出はリーグ戦の感想について、「リーグを通して無失点をやっていた中で無失点優勝のチャンスがあったけれどできなかったのはとても悔しいところでありますけれど、優勝してプレーオフに出れるということと1部昇格できたことは良かったです」と語った。切り替えて西武台高(埼玉)とのプレーオフ1回戦(8日)で全力を尽くす。

(取材・文 吉田太郎)

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