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2年連続途中離脱の苦い思い出払拭!明治大主将FW佐藤亮「優勝した瞬間にすべてが報われた」

ゲキサカ / 2019年9月8日 12時25分

 現状をどう思っているのか。意地悪な質問にもまっすぐな目をして答えてくれる。それが佐藤亮という男だ。

「確かに悔しい思いの方が強い。何でだろうと思うこともあるけど、でもそれが自分の3年間を物語っているのかなと。仕方がないことだと思うので、それよりも4年目で頑張って結果を出していることを見ていただけるチームがあるのであれば、しっかりと感謝したいと思います」

 大臣杯は「最後のアピールの場」と強い思いを持って臨んでいた大会だった。企業から内定も貰っていることから、クラブ選びには一定の基準を設けた上で選定したい考えでいる。「オファーが来なければきっぱりと諦めて、就職して第二の人生を歩んでいければいい。それはそれで幸せなことなので、あとは身を任せたい」と決心もついている。

 今季の明大サッカー部は『挑越』をスローガンに掲げている。すでに今季はアミノバイタル杯と総理大臣杯の2冠を達成。関東リーグでも前期でだけで勝ち点30を獲得して首位を独走。史上最多勝ち点記録の54超えも十分に期待できる。さらに冬のインカレと、今季の大学タイトル全制覇も夢ではない。

 伝統ある明大サッカー部の歴史をも『挑越』した史上最強チームに。そのチームのキャプテンともなれば、必ずや伝説になるはずだ。「相手は自分たちを研究すると思うし、それでも強いチームは勝ち続けないといけない」。もう怪我に苦しめられた姿は過去のもの。“頼れる男”になった主将が、全力でチームをけん引する。

(取材・文 児玉幸洋)●第43回総理大臣杯特集

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