名古屋とドローも川崎Fが2年ぶり4強へ!小林悠弾VAR取り消しはオフサイドディレイか
ゲキサカ / 2019年9月8日 19時59分
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋2-2川崎F パロ瑞穂]
ルヴァン杯の準々決勝第2戦で、川崎フロンターレが敵地で名古屋グランパスと2-2で引き分けた。しかし2戦合計スコアを4-2とした川崎Fが2年ぶりとなる4強への勝ち上がりを決めた。。
今大会のプライムステージより本格導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がこの試合でも発動した。川崎Fは前半11分、MF阿部浩之のスルーパスで抜け出したFW小林悠が右足でゴールネットを揺らす。
しかしここでVARの介入があると、15秒ほど前のプレーでオフサイドディレイが適用されていたようで、得点直前のプレーはオンサイドだったが、ゴール取り消しとなった。
ただアウェーの川崎Fはその後もチャンスを作り続ける。だが前半32分にMF下田北斗のパスからDF車屋紳太郎がシュートを放つがポストを直撃。オフサイドも取られると、同39分には小林が再びゴールネットを揺らすが、これもオフサイド判定となった。
同点に追いつくためには2点、逆転するためには3点が最低でも必要なはずの名古屋だが、なかなか攻め手が見つからない。後半6分にようやくCKからゴール中央にMFエドゥアルド・ネットがフリーで飛び込んで決定機を迎えるが、上手くミートすることができずにボールは枠を大きく外れた。
すると直後の後半8分、MF脇坂泰斗の横パスを受けた下田がエリア手前のゴール中央から左足を一閃。縦回転のかかった鮮やかなロングシュートがゴール右隅に突き刺さり、川崎Fに勝ち上がりを決定づけるアウェーゴールの先制点が決まる。
しかしMF長谷川アーリアジャスールやDF太田宏介を投入して何とか流れを変えようとした名古屋は後半28分、浮き球をダイレクトで合わせたMFジョアン・シミッチのミドルのこぼれ球をアーリアが頭で押し込んで、ようやく1点を返す。
だが次の得点は川崎Fに。後半36分、右サイドのコーナースポット付近でFKを獲得すると、下田のクロスから途中出場のFWレアンドロ・ダミアンが豪快なヘディングを叩き込み、再びリードも奪う。
名古屋は後半44分、MF榎本大輝の浮き球パスからFWジョーが左足で豪快に決めて、この試合では同点に追いつく。しかし第1戦のビハインドは大きく、逆転することは出来なかった。
川崎Fは準決勝で鹿島対浦和の勝者と対戦。ホームで行う第1戦は10月9日、第2戦は同13日に行う。
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