森保Jが大雨の中で最終調整、敵地ピッチ確認も「相当やりにくい」
ゲキサカ / 2019年9月9日 21時48分
日本代表は9日、カタールW杯アジア2次予選初戦のミャンマー戦(10日、ヤンゴン)に向け、トゥウンナ・スタジアムで前日練習を行った。雨季のミャンマーではこの日も大雨が降り続き、ピッチの至るところに水たまりやデコボコが見られる中、選手たちは独特の芝生の感触を確かめた。
練習は冒頭約15分間が報道陣に公開。GKを含めた23人全員がランニングやストレッチ、体幹系のメニューをこなした。その後、選手たちは1時間弱にわたって汗を流したが、その間、大雨が降り止むことはなかった。
また練習開始前には、多くの選手がボール回しで身体を温める中、FW大迫勇也(ブレーメン)は一人輪から離れ、ボールを高く蹴り上げていた。落ちたボールは再び跳ね上がるのが普通だが、ピッチで止まったりイレギュラーしたりする場面も。遠目で見ると一面緑色のピッチにも、各地に水たまりやデコボコが隠れている様子が伝わってきた。
森保一監督は練習前に行われた記者会見で「理想と現実は使い分けていかないといけない」と戦術面での対策を示唆。この日、練習を終えた選手たちも「難しい、厳しいコンディション」(DF長友佑都)、「相当やりにくい」(GKシュミット・ダニエル)と難しさを口々に述べていた。
雨季のミャンマーでは午後すぎから大雨が降り始め、時にはスコールとも言える風雨に発展するのも日常茶飯事。現地時間10日午後6時50分にキックオフを迎えるミャンマー戦でも、荒天は避けられそうにない。森保ジャパンがW杯予選で好スタートを切るためには、アウェーのピッチへの適応が大きなカギになりそうだ。
(取材・文 竹内達也)
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