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「得意なのかも」日本の10番中島翔哉、豪快ミドルで決勝点

ゲキサカ / 2019年9月10日 23時33分

先制点を決めたMF中島翔哉

[9.10 W杯アジア2次予選 日本2-0ミャンマー ヤンゴン]

 日本の10番が膠着状態を打ち破った。試合前から激しい雨が降り注ぎ、劣悪なピッチコンディションにも苦しむ中、日本代表MF中島翔哉(ポルト)の目の覚めるような豪快ミドルが炸裂した。

「先制点を取ることはすごく大事だし、個人的にもシュートを意識して練習していたので、先制点を取れて良かった」

 前半16分、MF堂安律の体を張ったディフェンスからこぼれ球をDF冨安健洋が左サイドに展開。パスを受けた中島は中央に切れ込み、PA手前から右足を振り抜くと、GKの頭上を越えて鮮やかにファーサイドのゴールネットを揺らした。

 試合後のインタビューでは「得意な位置では?」と聞かれ、「自然とああいう位置から打つと入るので、得意なのかもしれない」と照れ笑いを浮かべながら答えた。

 森保ジャパン初陣から背番号10を任されている25歳にとっては初のW杯予選。「ミャンマーもすごく頑張ってきた。2点しか取れなかったのは事実としてあるけど、それも実力」。敵地での難しい初戦は貴重な経験にもなった。「自分がどこのレベルでプレーしているかを受け入れて、これからも成長していきたい」。決して満足することなく、さらなる成長を誓った。
●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

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