“誤審見逃し”も4事例…プレミアリーグのVAR現況が判明
ゲキサカ / 2019年9月13日 7時6分
プレミアリーグで審判チーフを務めるマイク・ライリー氏は12日、今季からリーグ戦で導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に言及し、本来であればビデオ確認によって判定が覆されるべきだったがVARによって見逃された4つの場面を明かした。イギリス『スカイ』などが報じている。
プレミアリーグでは今季からVARを導入。ここまで第4節を消化しているが、すでに数々の議論を呼んでいる。その中で特に多いのは「なぜ判定が覆らなかったのか」という批判だ。VARは①ゴール②PK③一発退場④人違いに関し、「はっきりとした明白な誤り」「重大な見逃し」にのみ介入するのがルールだが、それらにあたるとみられながらも訂正されなかったケースがあったとされている。
マーク・ライリー氏によると、そうしたケースは4回あったという。
・第3節ボーンマス戦で、マンチェスター・シティMFダビド・シルバへのファウルが認められず。(PK)
・第4節ノリッジ戦で、ウエスト・ハムFWセバスチャン・アレへのファウルが認められず。(PK)
・第4節ボーンマス戦で、レスター・シティFWユーリ・ティーレマンスの退場相当の行為が認められず。(退場)
・第4節ワトフォード戦で、ニューカッスルMFアイザック・ヘイデンのハンドが認められず、DFファビアン・シェアのゴールにつながる。(ゴール)
以上の4場面では本来、VARの介入によって判定が覆されるべきであったという。一方、上記以外の疑わしい場面ではVAR介入の4要件もしくは、「はっきりとした明白な誤り」「重大な見逃し」にあたらないとされたようだ。
なお、VAR介入の4要件にあたる場面はあわせて227件あり、そのうちVARによって正しい判定に覆された場面は6回だったという。
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