川崎F、リーグ7戦ぶり勝利で4位に浮上! 最下位磐田は7戦未勝利
ゲキサカ / 2019年9月15日 4時4分
[9.14 J1第26節 川崎F2-0磐田 等々力]
J1リーグは14日、第26節第2日を行い、川崎フロンターレはホームでジュビロ磐田と対戦し、2-0で勝利した。リーグ戦では7月27日の大分戦(○3-1)以来、7試合ぶりの勝利。川崎Fは勝ち点を「44」に伸ばし、6位から4位に浮上した。
川崎Fは1日の第25節C大阪戦(●1-2)から5人を変更し、GK新井章太が今季リーグ戦初先発。DFジェジエウが負傷離脱し、センターバックの一角にはDF山村和也が入った。対する磐田は前節の広島戦(●0-2)から3人を変更し、36歳DF藤田義明が今季初先発。4-4-2のフォーメーションで臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]
最初に決定機を作ったのは磐田だった。前半3分、PA手前で粘ったFWルキアンがパスをつなぐと、フリーのFW中山仁斗がPA内右から左足ダイレクトで狙ったが、シュートは惜しくも左ポストを叩いた。
しかし、徐々にボール保持率を高めた川崎Fが試合を動かす。前半22分、相手のクリアボールを奪ったMF守田英正が縦パスを出すと、MF脇坂泰斗がPA手前の位置から右足を振り抜く。強烈なシュートはGKカミンスキーが触ったが、弾き出せず、ゴール右下隅に突き刺さった。
さらに35分、DF馬渡和彰がPA右角付近から左足でクロスを入れると、ゴール前でFW小林悠が競り、DF大南拓磨がブロック。こぼれ球に反応したのは、CKで攻め残りしていた山村。体勢を崩しながらも右足シュートでニアを破り、2-0。今季、C大阪から加入した山村は移籍後初ゴールとなった。
後半開始と同時に磐田は左右サイドハーフの2人を入れ替え、MF山本康裕とMF松本昌也を投入。互いにチャンスを作り、後半7分にはDF車屋紳太郎の左クロスに走り込んだ小林がダイレクトで狙ったが、GKカミンスキーが好セーブ。後半15分にはMFムサエフの縦パスを受けたルキアンが強烈シュートを打ったが、好反応を見せたGK新井が阻んだ。
川崎Fも同時に2枚を変更し、後半20分、脇坂に代えてFW知念慶、長谷川に代えてDF登里享平を投入。4-4-2に変え、登里は左サイド、知念は2トップの一角に入った。磐田も最後の交代枠を使い、中山を下げてFW川又堅碁をピッチに送り込んだ。
後半20分、川又のパスを受けたルキアンがPA手前から右足で狙い澄ましたミドルシュートを打ったが、惜しくもクロスバーを直撃。最後までゴールをこじ開けられず、0-2で敗れた最下位磐田は7試合未勝利(1分6敗)。フェルナンド・フべロ監督就任後初勝利はまたもお預けとなった。
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