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[NB CHAMPIONSHIP U-16]決勝でもテクニック発揮した静岡学園の注目FW松永「やれることはまだ全然ある」

ゲキサカ / 2019年9月18日 12時58分

静岡学園高FW松永颯汰がドリブルで仕掛ける

[9.16 NB CHAMPIONSHIP決勝 飯塚高 2-0 静岡学園高 時之栖うさぎ島G]

 試合には敗れたものの、本部席の大会関係者を唸らせるシーンはむしろ静岡学園高の方が多かった印象だ。

 相手の逆を取っていなすドリブル、ボール1個半分ほどの狭いコースを通してのパス交換、攻撃のアイディア……。最後の局面でパスがわずかにズレるなど1点を奪うことができず準優勝に終わったが、テクニックを見せつけた。

 その中心にいたのがFW松永颯汰だ。すでに名門・静岡学園のAチームに加わっている注目株。テクニックで試合を決定づけるようなプレーをするだけでなく、180cm近い長身で今後が楽しみな選手だ。

 松永は準優勝に終わっ決勝合後、「みんなで頑張ってアップから全力で取り組めて、ここまで上がって来れたので全然良いと思います。自分でも得点も決めれたり、アシストもできたので悪くない。でも、やれることはまだ全然ある」とコメントした。

 大阪のガンバ大阪門真ジュニアユース出身。小学生時代から憧れていた静岡学園は、「縁がないと思っていた」というが、中学卒業時に誘いを受けて迷わずに進学することを決断した。相手を翻弄するようなテクニックに加え、最近は決定力が向上してことを実感。ただし、この日はスルーパスやサイドチェンジでチャンスメークした一方で決め切ることができなかっただけに、現状に満足することなく進化を目指す。

「もっと自分でも決めれるような、こういう試合でチームを勝たせられるようなプレーをトップでもやっていきたいです」と松永。国内だけでなく、世界で活躍できるような、偉大な選手たちを超えるようなスケールの大きな選手になるために、日々努力を続ける。

(取材・文 吉田太郎)

【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2019

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