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苦しみ、初心に戻った夏。流経大柏MF八木滉史主将「克服することができてきた」

ゲキサカ / 2019年9月18日 20時44分

―チームは初の10連休(8月1日~10日頃)があったと。
「和倉(ユース大会)にも参加せず、今年は流経で練習するということで覚悟していたんですけれども、毎日2部練習がある中で(本田裕一郎)監督が『違うものを見てこい』『サッカーしか今までやってこなかったから、違う領域から違うものを持って来い』ということで休みをもらった」

―どう過ごした?
「自分は『サッカーを忘れろ』と言われたので、サッカーの動画やインターハイも見たりしたんですけれども、サッカーのプレーから離れるために少し旅行へ行ったり、寮生なので家族とかかわっていないので旅行に行ったりしました」

―プラスになったところは?
「今までオフがないのが流経は当たり前になっていた。でも、こうやって決められた練習時間や決められたオフがあったことで、言い訳じゃないですけれども、逃げ道がなくなった。やるべきことをしっかりとやって、質のところ、量でごまかさないで質をやるというところがあるので、常に高い要求をし続けられるようになったかなと思いますね」

―1回1回の練習に集中しなければならない。
「今までは3時間、4時間普通にやってきたけれど、1時間半、2時間で終わってしまうと、『(集中しなければ)あっ、終わった』とか。今までだったら長い時間やっていたものが3分とかで終わってゲームに早い段階で入ってしまう。自分から前に出てやらないと自分の練習量が少なくなってしまいますし、そういった意味では週末の試合を考えた時に1時間半でしっかりと上げないと週末の試合でも動けなくなる」

―それでは自主練の時間も増えている。
「そうですね。克服するための時間が増えたので、今までだったらナイターの日は7時、8時前くらいまでやって寮に帰ってすぐに風呂入ってとか時間がなかったけれど、時間が決められているので、自分の足りないところを見つめ返すことができるのは良いところだと思いますね」

―怪我から帰ってきたあとのパフォーマンスはどうかな?
「夏休みオフが10日あってフィジカル的な問題はなく、自分はしっかり上げるところ上げたり、メリハリをつけて体力・フィジカルのところはしっかりと臨めていた。ただ、10連休の前のトレーニングで少し身体がついて来なかったり、頭の中の試合勘がなくなったりしていて、調子を落としてしまう時期があったので……。このチームになって初めてですけれどもBチームで試合に出たり、プレミアで途中出場したり、少し苦しい時期というのを経験したので、自分にとってこの夏はマイナスだけじゃなく結構良いプラスになったところがあると思います」

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