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「強い桐蔭を取り戻す」。神奈川2回戦の好カードは桐蔭学園が座間の猛追振り切り、3-2勝利!

ゲキサカ / 2019年9月21日 21時45分

 湧き上がる座間スタンドとベンチ。勢いに乗った座間は39分、佐藤の右クロスに勝田が飛び込み、40分にもMF大塚仁斗(3年)の左クロスを勝田が頭で合わせる。だが、いずれもゴールを破ることができず。終盤バタバタしたところを見せながらも逃げ切った桐蔭学園が、3回戦へ駒を進めた。

「ウチの選手はもっと自信を持ってやった方が良い」。桐蔭学園の八城監督は一発勝負のトーナメントで勝利したことを評価した一方、まだまだ余力のありそうな選手たちにより自信を持って戦うことを求めていた。今年は関東大会予選、インターハイ予選ともに8強を前に敗退。西村は「弱気になってしまうところがあるので、もっと自分たちの力を信じてやることが大事だと思います」と語る。神奈川県1部リーグではインターハイ出場校の東海大相模を破るなど優勝争いに食い込んでいるだけに、激戦区に入った選手権予選で勝ち上がりながら自信をつけていく考えだ。

 もちろん、選手たちは「桐蔭復活」への思いを強く持っている。白輪地は「タレントは揃っているけれど、その中で大会で結果を残せないと全国区にはなれない。『強い桐蔭』を取り戻すためにも、(経験面など)去年から積み上げてきたものを第一に考えてやっていきたい」と誓った。

 チーム再建を託されている八城監督は「ここ(桐蔭学園)にいるからこそ、全員がプロになって欲しいし、大学から声のかかるように(個人、集団としても)なって欲しい」という。力のある選手が多い印象のチームは、上級生、下級生関係なく貪欲に個々の力を伸ばして「強い桐蔭」を築き上げていくこと。まだまだ意識の部分も含めてこれからだが、現在はとても勝利に飢えているだけに、貪欲に積み重ねながら高い目標を実現させるチーム、個人となって結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2019

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