1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

FW清水2発!仙台ユースが仙台育英との大一番制し、プレミアプレーオフ出場を決定的に

ゲキサカ / 2019年9月23日 23時45分

 仙台ユース壱岐友輔監督は、2日前の前節・遠野高戦で0-2と敗れた直後、選手たちに「今日の悔しい思いを払拭するには、次の試合に勝つ事。頭を切り替えて次の大一番に挑もう」と語り、この一戦に向けて選手たちの気持ちを一つにまとめて「前節の敗戦からメンタルを立て直せた」と勝因を語った。

 GK小畑も「チーム一丸となって勝利をつかめて良かった」とチームの一体感を取り戻せたことを勝因の一つに挙げた。また、壱岐監督は「前節、前線でボールロストが多かったので、工藤真人を前のポジションでトライさせた」と語り、工藤をトップ下で使うことで、前線でのボールのおさまりを改善できたことも大きかった。

 仙台育英との勝ち点差を3、得失点差を13に広げたことで、仮に最終節敗れて、仙台育英が勝利し、勝ち点35で並ばれたとしても、得失点差の逆転は難しいため、リーグ3位以上、プレーオフ出場権獲得はほぼ決定したが、小畑は「もし仙台育英が大量得点して、こちらが大量失点したら入れ替わる可能性もあるので、気を引き締めて次節に臨みたい」と気を緩めず最終節に臨む構えだ。

 一方、プレーオフ出場がほぼ絶望的となった仙台育英・城福監督は「ここまで仙台ユースと良いプレーオフ出場争いができていたのに、早い時間で失点し、どっちに転ぶか分からないゲームができなかった。もっと白熱した戦いにしたかったが、消化不良だった」と前半早い時間帯での失点で、ほぼ試合の流れが決まってしまったことを悔やんだ。キャプテンのDF小林虎太郎(3年)も「前半はセンターバック4枚のチャレンジアンドカバーの関係が作れず、2失点目は前節青森山田セカンド戦と同じようにクロスから失点してしまった」と守備の連係が上手くいかなかったことを反省した。

 それでも、チームとして今年初めて本格的にプレーオフ出場争いができたことは、高校サッカー選手権宮城県予選に向けて大きい。「DFはゼロで抑えきるところ、FWは決めきるところ、全体としては個で負けない強さといった、今できていないところを修正していきたい」と小林は、選手権に向けてこのリーグ戦での経験を生かそうと意気込んだ。

(取材・文 小林健志)●高円宮杯プリンスリーグ2019特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください