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[MOM639]桐蔭横浜大FW下村司(4年)_名門市船で将来を嘱望された逸材

ゲキサカ / 2019年9月25日 20時5分

「人間的な部分を高校3年間で経験できた。最後3年生は試合に出れなかったんですけど、いろいろ気づかせていただいたと思っています」

 桐蔭横浜大に進学してからは2年時よりFWに転向。そこで前線から積極的にボールを奪いに行くようになり、逆に守備を意識することが出来るようになったという。「自分の課題である守備を八城総監督や安武監督が意識させてくれているのだと思う。高校時代はよく怒られたけど、今になって朝岡さんの言葉が心に響いています」。

 今春、朝岡監督が指揮を執った日本高校選抜と練習試合をする機会があった。そこで再会した恩師からは、「少し変わったな」と声を掛けられたという。朝岡監督は“聞く耳”を持つようになった愛弟子の成長を見抜いていたようだ。「少し応援しておいてやるよ」。恩師の“やや強め”の言いようが何よりの励みになっていると笑う。

 兄と姉2人もサッカーをしていたが、今では5人兄弟でサッカーを続けるのはただ一人となった。目標はプロ。毎試合、会場に足を運んでくれる両親の期待に応えるためにも、目標は明確にしている。悔いを残さないためにも大学の残り半年間は死に物狂いでプレーしたい。

 幸いにもチームは現在2位と過去最高順位を更新する勢いでいる。初のインカレ出場も現実的な目標になっており、活躍すれば目立つ環境にいる。「今日も1点は取ったんですけど、まだまだ決められるところがあった。そこが自分の力のなさかな思います」。少し大人になった“超有望株”が、人生最大級のアピールを続ける。

(取材・文 児玉幸洋)●第93回関東大学L特集

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