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元同僚相手に4失点の横浜FM杉本大地「この悔しさを死に物狂いで…」

ゲキサカ / 2019年9月26日 1時16分

横浜F・マリノスGK杉本大地

[9.25 天皇杯4回戦 鹿島4-1横浜FM カシマ]

 鹿島アントラーズの勝利を決定づける3ゴールを決めた元京都のMF中村充孝も、ダメ押しループシュートを決めた元横浜FMのFW伊藤翔もかつてのチームメート。横浜F・マリノスGK杉本大地は「防げなかったのは自分の責任。映像を見て受け止めて次に進みたい」と悔しそうに振り返った。

 第3GKという立場でスタートしたシーズンだったが、GK飯倉大樹の移籍とGK朴一圭の負傷で巡ってきたチャンス。途中出場した天皇杯3回戦から、公式戦4勝1敗と良い流れを保ってきていたものの、この日は「あらためて怖い選手だと感じた」という中村を筆頭に、かつて共にプレーした選手のゴールに屈する形となった。

「相手のやりたいようにやられたし、自分たちがやりたいようにできなかった。今日に関しては完敗。半分くらいリーグ戦で出ていないメンバーが出ていたけど、しょうがないで済ませてはいけない。メンバーが誰でも勝たなきゃいけない試合だった」。この試合からベンチに朴が復帰。先発定着への覚悟を結果につなげることはできなかった。

 もっとも、残された唯一のタイトルであるリーグ戦は3日後に再開。うつむいている暇はない。26歳の守護神は「今日の試合でまた立場が危なくなったと感じているし、また土曜日に試合があって出られるか分かっていないけど、いまチャンスをもらっているので、この悔しさを死に物狂いで活かせるようにしたい」となんとか前を向いた。

(取材・文 竹内達也)●第99回天皇杯特設ページ

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