堅守と勝負強さ。強み表現した地元・茨城県が徳島県に1-0勝利!
ゲキサカ / 2019年9月29日 20時57分
1点差のまま食い下がった徳島県は、選手交代から反撃のギアを上げる。スペースへ上手く抜け出すFW梅本翼(富岡西高2年)や突破力のある右SB森下翔(小松島高2年)を加えて攻撃のバリエーションが増加。そして、終盤にかけて徐々に存在感を増していたMF藤崎琉依(徳島ユース、1年)がDFをかわしてシュートをまで持ち込んでいた。
茨城県は後半、体力が落ちてプレッシングがかからなくなってきていた。それでも、鹿島ユースの選手たち中心に構成された茨城県は、ハードワークを貫き、ゴール前で諦めずに身体を張り続ける。鹿島ユースの先輩たちからの声援も受ける中、苦しい時間で踏ん張り、逆にFW松村尚樹(鹿島学園高1年)のポスト直撃シュートなど2点目のチャンスを作り出していた。その2点目こそ奪い取ることはできなかったものの、福原やCB小林栞太(鹿島ユース)中心に全員で守り切って1-0で勝利。初戦突破を果たした。
開催地のプレッシャーを乗り越えてまず1勝。茨城県の内野弘監督(麻生高)は、「見えない重圧があったと思う。選手たちが良くやってくれた。この子たちは勝負強さを鍛えられている。アイデンティティーは茨城の強みだと思います」とタフなゲームを勝ち切った選手たちの気持ちの強さ、勝負強さを讃えていた。
ここから地元で躍進することができるか。中熊は「前からの守備だったり、声を出して雰囲気を持ってていくところが今の茨城らしさだと思っているので、これからもやっていきたいです。最初から自分たちは全国制覇を目指しているので、次も良い形で勝って、良い流れに持っていきたいです」。この日、まさに“アントラーズスピリッツ”と言えるような勝利への執着心や献身性を表現して勝利した茨城県は、最多優勝回数を誇る静岡県との2回戦でも自分たちの強みを発揮して白星を勝ち取る。
(取材・文 吉田太郎)●第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」特集
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