1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[MOM2980]山口県FW河野孝汰(山口U-18、1年)_注目のU-16代表FWがループシュート2発!

ゲキサカ / 2019年9月29日 23時15分

後半3分、山口県FWFW河野孝汰(山口U-18)が決勝点となる右足ループシュート

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.29 国体少年男子1回戦 愛知県 2-3 山口県 北海浜多目的球技場]

 ループシュートで2発! 高校1年生ながらレノファ山口のトップチームに2種登録されているU-16日本代表FW河野孝汰(山口U-18、1年)が、1-2の前半26分、2-2の後半3分にゴールを決めて、山口県を逆転勝ちへと導いた。

 いずれもスルーパスを引き出し、GKとの1対1になってからループシュートで決めたゴール。河野は「(いずれのシーンも)GKが出てきてコースが無いなと分かっていて、瞬時に上しか無いなとループを打って、今日はループの日でした」と笑顔でゴールを振り返った。

 山口県はDF陣がしぶとく愛知県の攻撃に食い下がり、奪ったボールを河野に繋いで攻め返していた。河野は多少不利な状況でもボールを収めるなどチームを前線で牽引。ただし、良い形でボールを収めながら攻め切れなかった場面や、クロスから放った決定的なヘディングシュートを外す場面もあり、本人は満足していなかった。

 松井大輔監督(西京高)は「決めるところはさすがだなと思います」と評価した一方、本人にまだ決めるチャンスがあったことやできることがあったことを指摘。河野も「今日は後ろが踏ん張ってくれていた。チームが辛い状況の中で自分が収めて攻撃を落ち着かせることだったり、自分の仕事はそこだと思うので、そこでチームに貢献できるようにしたいですね」とよりチームにプレーで貢献することを誓っていた。

 河野は昨年、U-15日本代表に選出され、今年もU-16日本代表として国際試合を経験。ゴール前の嗅覚やクロスへの入り方を意識的に磨いてきた。また、山口のトップチームで学ぶ機会も多いFWは、上で活躍するために何が必要なのか感じたのだという。

「ストロングポイントを明確にして、誰にも負けないというストロングポイントをもってプレーしないと上に行ったとしても通用しないと思っています」。現在の強みである攻撃の起点になる動きを絶対的なものとし、ゴール前の質の向上やシュートバリエーション増加も求めて“誰にも負けない”ストロングポイントと言えるものにしたい考えだ。

 今大会はU-16日本代表でチームメートだった選手たちも多数出場。他の代表勢に負けないように、まだまだ得点数を増やす意気込みだ。「自分がエースストライカーだと自覚を持ってやりたいですし、目に見える結果でチームを勝たせたいと思います」。この日は名古屋U-18中心に構成された愛知県相手に2ゴールや攻撃の起点となる強みを発揮。次は優勝候補の大阪府相手にその実力を見せつける。

(取材・文 吉田太郎)●第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください