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今季全試合フル出場の冨安、2選手へのマークは難しく…攻撃陣不発のボローニャは今季2敗目

ゲキサカ / 2019年9月29日 23時54分

DF冨安健洋は今季公式戦全7試合でフル出場

[9.28 セリエA第6節 ウディネーゼ1-0ボローニャ]

 セリエAは28日に第6節を行った。日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは敵地でウディネーゼと対戦し、0ー1で今季2敗目。右サイドバックで先発した冨安は、コッパ・イタリアも含む今季公式戦全7試合でフル出場を果たしている。次節は10月6日にホームでラツィオと対戦する。

 勝ち切れない試合が続くボローニャは前線にFWロドリゴ・パラシオではなく、ボールを収められるFWフェデリコ・サンタンデールを起用。ポストプレーから2列目のFWリカルド・オルソリーニ、MFロベルト・ソリアーノ、FWニコラ・サンソーネが攻めるスタイルを選択した。冨安は開幕節から右SBの位置で配置され続けている。

 冨安は守備時に右サイドをカバーも、オルソリーニが前線に残るため相手選手2人をマーク。すると前半27分、その過剰な守備タスクから失点が生まれてしまう。冨安はPA手前のFWイリヤ・ネストロフスキのマークにつくと、ボールは右サイドのDFイェンス・ストリガー・ラーセンへ。すかさず冨安がノーマークの右サイドに回るが間に合わず、ラーセンの上げたクロスからFWステファーノ・オカカにヘディングシュートを打たれ、先制点を決められた。

 一方で、ボローニャは攻撃陣が勢いに乗れないまま0-1で前半を折り返す。卓越した技術を持つ2列目3選手だが今節は連係が悪く、後半9分にはオルソリーニに代えてFWアンドレアス・スコフ・オルセンを、同14分にはサンソーネに代えてパラシオを投入する。

 しかしボローニャはシュートを打てど枠内には収まらず。同点に追いつくことができず、0-1で今季2敗目を喫した。冨安は個では安定感のあるプレーを見せたが、2選手に対応しなければいけない難しい状況に苦戦した。
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