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出場校チーム紹介:草津東高(滋賀)

ゲキサカ / 2021年12月29日 18時38分

草津東高はまとまりと勝利への執念で滋賀制覇

第100回全国高校サッカー選手権

草津東高(滋賀)
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草津東高写真ニュース
画▼全国大会日程
1回戦 0-4 前橋育英高(群馬)■出場回数
2年ぶり12回目■過去の最高成績
準優勝(00年度)■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場13回(最高成績8強)、全日本ユース(U-18)選手権4強(98年)■監督
牛場哲郎■主将
GK石徳柊弥(3年)■今季成績
[インターハイ](県8強)
準々決勝 0-1 近江高
[リーグ戦]
県1部3位(7勝2分3敗)
[新人戦]
-■予選成績
2回戦 11-0 堅田高
3回戦 6-0 八幡商高
準々決勝 5-0 水口高
準決勝 3-1 野洲高
決勝 3-2 綾羽高■都道府県予選準決勝布陣&決勝メモ
[3-6-1]
       藤田大地 

  田中将大郎    岡村真悟
   河合勇徳  上原壮
松田大知          杉本大翔

  篠原優太     佐藤潤弥
       西川裕

       石徳柊弥

[決勝メモ] 
 13年度以来となる選手権出場を狙う綾羽高との決勝は試合終盤に激しく動いた。後半29分、綾羽MF大見翔悟(3年)が先制ゴール。だが、草津東は39分にMF竹下蓮人(2年)のヘッドで同点に追いつく。綾羽は1-1の延長前半3分にMF鹿取大雅(3年)のゴールで再び勝ち越したが、草津東は延長後半5分にMF田中将大郎の右CKからFW藤田大地(3年)が同点ゴール。さらに8分、草津東は右サイドへ抜け出した田中の絶妙なラストパスを途中出場MF河野晟也(2年)が押し込み、3-2で逆転勝ちした。■予選取材記者(前田カオリ記者)チーム紹介
まとまりと勝利への執念で掴んだ滋賀王座
 滋賀県内の高校では、9月にコロナ禍の影響で1か月ほど部活動を停止した。いずれのチームも体力的に難しい状況下で迎えた選手権予選だった。草津東も「足がつりそうな選手を見極めて、戦術的な部分ではなく体力的な部分での交代」(牛場哲郎監督)をせざるを得なかった。しかし裏を返せば、選手たちはチームの勝利のために、一戦一戦で持てる力を余りなく出し切るだけの強い意志を持っていたことを感じさせる戦いぶり。2年ぶりに12回目の選手権出場を勝ち取った今年の強みは、チームのために一つになって戦う姿勢と勝利への強い執念だと言えるだろう。
 準決勝では野洲高に、決勝戦では綾羽高に、いずれも先制されていたにも関わらず逆転勝ち。ビハインドの苦しい戦況でも最後まで諦めずに走って掴み取った滋賀県大会優勝は、全国の舞台に携えていくには十分な自信や勇気となる。
 夏には3-5-2などでも戦ってきており、相手ディフェンスの枚数に応じて多少立ち位置を調整することはあるが、秋以降は3-6-1が基本として定着。中盤の厚みを生かし、積極的な守備から攻撃を仕掛けてゆく。ボランチに立つMF上原壮(3年)とMF河合勇徳(2年)を中心にして、ボールの奪いどころや選手間の距離などは、選手たち自身で柔軟に対応していくことができる理解力の高さも魅力。両サイドのMF松田大知(3年)と MF杉本大翔(3年)のスピードを生かした速攻と、FWの選手のみならずその後ろに構えるMF田中将大郎(3年)とMF岡村真悟(3年)の正確なシュートも得点を奪いに行く。
 初戦の相手は、群馬県代表・前橋育英高。部活動を停止せざるを得なかった影響から苦しかった体力も、徐々に取り戻しつつある。「ボールを回され劣勢に回る時間もあると思うが、全員で積極的に奪いに行きながら、前に向かって戦うところは作りたい」(牛場監督)。滋賀県大会で見せたような、勝利への強い思いを感じさせるアグレッシブな守備からの仕掛けで勝利を奪いたい。■予選取材記者(前田カオリ記者)注目選手
得点力向上の長身レフティー
MF田中将大郎(3年)
「草津東の10番を背負う、緩急つけて仕掛けられるテクニックを持つレフティー。1年時から見せていたボールを散らしたりスルーパスを出したりできる視野の広さに加え、今年は自らゴール前へ入っていく回数を増やして高さを生かしたヘディングでの得点も挙げるようになるなど、ひたむきにプレーの幅を広げてきた」

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