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大分MF松本怜は悲願のJ1→J3→J1→ACLならず…それでも貫く百折不撓「もう一度奮起してJ1に」

ゲキサカ / 2021年12月20日 6時30分

 片野坂監督は決勝戦前日の18日、大分トリニータというクラブがこれまで築いてきた歴史について次のように語っていた。

「私が監督になったからというだけでなく、トリニータというチームのカラーとして、ひたむきに、最後まで諦めずに、自分の持っているものを出し切ることを重要視してきた。諦めず、励みになるゲームをということをチームの理念としてやってきた」。

 そしてさらに言葉を続けた。「今季は(J2降格で)サポーターに残念な思いをさせた中でも、こうして決勝戦という素晴らしいゲームができるところまで選手たちが奮起してくれた。そんな伝統が重なって、この試合で思いを表現してくれると思う」。決勝戦ではまさに、その言葉にふさわしい姿勢を見せ、最後の最後まで死闘を演じてみせた。

 聖地国立での天皇杯決勝で最終章を迎えた片野坂トリニータ。だが、こうした“百折不撓”の精神は松本らの手によって今後も継承されていくはずだ。松本はJ1からJ3、J3からJ1という激動のアップダウンを経験してきた唯一の生き証人。所属10年目となる来季に向けて、力強く意気込んだ。

「いま思えば6年前にJ3に落ちた時、こうやって国立の天皇杯決勝の舞台に立てるとは想像していなかったけど、誰もが地道に地道に努力して、我慢して、苦しい時を乗り越えて頑張ってきた。だからこそいいご褒美じゃないけど、ここまで長くなってしまったかもしれないけど、努力した結果が必ず実るというのを片さんに教えてもらった。またこうやってJ2に落ちてしまうけど、必ず頑張ればJ1に復帰できると思っている。僕自身、百折不撓というスローガンをずっと掲げている。折れても折れても挑戦し続ける。来年一年、みんなでもう一度奮起してJ1に上がりたい」

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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