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ひたちなかの“ガチバトル”はU-20関東大学選抜がU-18日本代表に意地の逆転勝利!

ゲキサカ / 2021年12月20日 8時4分

「この代表チームは全員が世界基準を目指していて、言い方は悪いかもしれないですけど、大学生相手にやられていたら、そういうところも見えてこないと思います」(田中)「世界で戦っていく中で、フィジカルが上の相手と戦うのは当たり前になってくるので、こういう強度の中でももっともっとやれるようにならないといけないなと感じました」(千葉)。

 攻守の軸が揃って口にした“世界”を見据え、1週間に及ぶ今年最後の活動を終えたU-18日本代表。18日の鹿島ユース戦、19日のU-20関東大学選抜戦と、モチベーションの高い対戦相手と実戦形式で経験を積んだことは、非常に大きな収穫だったと言えそうだ。

 今回招集された大半の選手は、来シーズンからプロサッカー選手の道を歩み出す。この日は既にJリーグのピッチを踏んでいる安部と中野が、それぞれ攻撃と守備でチームを牽引する意欲を発揮。特にスタメンのフィールド選手の中で、唯一の“1学年下”に当たる安部は明らかな成長を感じさせる水準のプレーを90分に渡って披露し続けていただけに、周囲の選手に与える刺激も小さくなかったことは想像に難くない。

「しっかり1年目からスタメンで試合に出て、チームの勝利に貢献したいですし、自分のJリーグでの評価で代表に呼んでもらえたらいいかなと思います。まずは自チームでしっかり結果を出すというのを意識したいです」と話した松田の言葉は、もちろん彼らの共通認識。より厳しい環境で揉まれていくルーキーたちが、一回り大きくなって再集合する“U-19日本代表”の今後も非常に楽しみだ。

 最後に、今大会は有観客で行われている。入場ゲートでの検温や観戦ルールの周知徹底は、県サッカー協会の方が担当。試合中にはスタンドから子供たちが選手に声援を送っていた。また、報道陣の取材時にも柔軟に対応して戴くことが多く、運営面でのスムーズさが印象に残った。試合自体も2日間でハイレベルな4試合が繰り広げられており、競技面でも高い成果を得ていることは言うまでもない。茨城県サッカー協会をはじめ、今大会の開催へ尽力された方々へ感謝を伝えたい。

(取材・文 土屋雅史)

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