クロップ監督ガチギレ…ティアニー主審に詰め寄る「おまえ以外はな!」
ゲキサカ / 2021年12月20日 23時52分
リバプールのユルゲン・クロップ監督はトッテナム戦後、ポール・ティアニー主審に詰め寄り、ジャッジへの不満を訴えた。『スカイ・スポーツ』が伝えている。
リバプールは19日、プレミアリーグ第18節でトッテナムと対戦し、2-2で引き分けた。この試合で物議を醸しているのが、レフェリーの判定だ。前半19分、FWアンドリュー・ロバートソンはFWハリー・ケインからスライディングタックルを受けたが、ティアニー主審はVARで映像を確認することなくプレーを続行し、ケインはイエローカードを受けた。
この判定と比較されるのが、後半30分、ロバートソンがDFエメルソン・ロイヤルを蹴ったシーン。ティアニー主審は映像を確認したうえでカードをイエローからレッドに変え、ロバートソンを退場させている。一貫性のない対応がなされたことで、クロップ監督や『スカイ・スポーツ』の解説者たちは困惑した。
記事によると、VARはティアニー主審にロバートソンのタックル映像を見直すよう指示していた。クロップ監督はケインのタックルになぜVARの介入がなかったのか、理解できないと主張。指揮官は試合後、ティアニー主審に対して「私は審判との間に問題はない。おまえ以外はな!」と詰め寄った姿が捉えられている。
クロップ監督は『スカイ・スポーツ』にこう語った。
「この試合に影響を与えたものは他にもたくさんあったが、こうした質問はティアニー主審に聞いたほうがいいだろう」
ケインの処分はイエロー以上だったか、という質問に対しては「間違いなくそうだ」ときっぱり。「ロボ(ロバートソンの愛称)にレッドカードを出すことは理解できる。あれは彼の中で最も賢いチャレンジではなかった。だが、間違いなくレッドカードだ。だからVARがそこにいて、ロボの状況をもう一度確認している。いいだろう、そのために彼はいるのだから。で、ケインの場面で彼は何をした?」と訴えた。
前半37分にはFWディオゴ・ジョッタがPA内で後ろから倒されたが、PKは与えられなかった。
「ディオゴのPKについてもそうだ。ティアニー主審は、ディオゴがファウルをもらいたいがためにわざと止まったと話していた。だが走りながらシュートを打つことはできない。シュートを打ちたいときは止まる必要がある。過去に自分がサッカーをしたことがあれば、それが役に立つ。あの状況をもう一度確認してみたが、どこで止まっているのか?私にはわからない」
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