出場校チーム紹介:流通経済大柏高(千葉)
ゲキサカ / 2021年12月29日 18時39分
第100回全国高校サッカー選手権
流通経済大柏高(千葉)
チーム紹介&注目選手↓
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流通経済大柏高関連ニュース
流通経済大柏高写真ニュース
画▼全国大会日程
1回戦 1-^1(PK4-5)近大和歌山高(和歌山)■出場回数
3年ぶり7回目■過去の最高成績
優勝(07年度)■その他、過去の主な全国大会成績
選手権準優勝2回(17、18年度)、同4強2回(10、14年度)、インターハイ優勝2回(08、17年)、同準優勝2回(13、16年)、同4強2回(07、10年)、同出場15回、全日本ユース(U-18)選手権優勝1回(07年)、プレミアリーグチャンピオンシップ優勝1回(13年)、同EAST優勝1回(13年)■監督
榎本雅大■主将
MF渋谷諒太(3年)■今季成績
[インターハイ](全国2回戦敗退)
県決勝 6-0 暁星国際高
<全国大会>
1回戦 5-1 佐賀東高(佐賀)
2回戦 0-3 大津高(熊本)
[リーグ戦]
プレミアリーグEAST8位(5勝5分8敗)
[新人戦]
-■予選成績
2回戦 2-1 日体大柏高
準々決勝 2-0 八千代高
準決勝 2-2(PK7-6)専修大松戸高
決勝 2-1 市立船橋高■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]
清水蒼太朗 川畑優翔
高足龍 西岡亮哉
松本洋汰 渋谷諒太
大川佳風 都築駿太
岡本亮太郎 田口空我
デューフエマニエル凛太朗
[決勝メモ]
9年連続決勝で顔を合わせた市立船橋高とのライバル対決。ミスが起きてもボールを繋ぐこと、仕掛けることを徹底する流経大柏に対し、市立船橋はCB針谷奎人(3年)中心に落ち着いた守備対応で跳ね返していく。前半28分にはFW郡司璃来(1年)が流経大柏のビルドアップのミスを逃さずに右足でゴールを破り、市立船橋が先制した。だが、流経大柏は同35分、左CKからファーサイドのMF高足龍(3年)が右足シュートを突き刺し、同点に追いつく。さらにその2分後、右サイドで相手のクリアを拾ったMF西岡亮哉(3年)がグラウンダーのクロス。これをファーの高足が右足で決めて逆転した。後半、市立船橋は高い位置でボールを奪い返してゴールへ迫るが、流経大柏は迫力のあるプレッシングを維持。繋ぐ部分にもこだわりながら戦い切り、2-1でタイトル奪還を果たした。■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
競争と白星を重ねながら「全国優勝をするチーム」へ
就任2年目の榎本雅大監督は千葉県予選開幕前、「千葉県を勝ち抜けばOKじゃなくて全国優勝をするチームをつくる」と選手に語ったという。全国屈指の激戦区・千葉県予選では関東大会準優勝の日体大柏高との初戦から宿敵・市立船橋高との頂上決戦まで全てが決勝戦のような試合だった。それでも、初戦で今季初の逆転勝ちを収めると、準決勝でPK戦勝利、決勝でも再び逆転勝利。欠けていた勝ち切る力を紙一重の勝負で発揮し、「全国優勝するチーム」により近づく姿となって千葉県予選を終えた。
榎本監督が指揮する“新しい流経”はボールを大事にして繋ぐことに注力。FW川畑優翔(3年)やMF松本洋汰(3年)、MF渋谷諒太(3年)といった名手たちがボールを保持し、小さな局面でテクニカルな崩しにチャレンジする。また、現3年生は1年時に名将・本田裕一郎前監督(現・国士舘高テクニカルアドバイザー)の指導も受けていた世代。榎本監督が「ハイブリッドなところを表現したい」というように、千葉決勝では激しさと上手さの両方を披露して勝ち切ったことが印象的だった。
DFリーダーのCB田口空我(3年)や迫力十分のFW清水蒼太朗(3年)、得点できる万能型MF小林恭太ら3年生、そして2年生にも才能多数。本田前監督時代同様にメンバーは固定されることなく、トレーニングでアピールした選手たちが公式戦のピッチに立っている。日々の競争と公式戦で成長した世代が3年ぶりの選手権へ。渋谷は「どんな相手でも常にチャレンジャー精神を忘れずに日本一まで突っ走りたい」。全国大会でも激戦ブロックに入ったが、勝ちながら全国優勝するに相応しいチームになって目標を達成する。■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
流経の“心臓”“ピッチ上の監督”
MF渋谷諒太(3年)
「榎本監督が『ボクが考える理想の選手』と表現するチームリーダー。ピッチ内外でチームに気を配り、言葉と背中で良い方向へ導く。FWからCBまで務める万能型はボランチの位置で“心臓”として流経に質と量を加える」
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