出場校チーム紹介:鹿島学園高(茨城)
ゲキサカ / 2022年1月3日 0時59分
第100回全国高校サッカー選手権
鹿島学園高(茨城)
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画▼全国大会日程
2回戦 2-0 高松商高(香川)
3回戦 1-2 前橋育英高(群馬)■出場回数
2年連続10回目■過去の最高成績
4強(08年度)■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場8回(最高成績3回戦)■監督
鈴木雅人■主将
DF渕伸平(3年)■今季成績
[インターハイ](全国1回戦敗退)
県決勝 4-3(延長)明秀日立高
<全国大会>
1回戦 2-3 日章学園高(宮崎)
[リーグ戦]
県1部優勝(8勝2分2敗)
[関東大会](県8強)
準々決勝 1-2 水戸桜ノ牧高
[新人戦]
中止■予選成績
5回戦 3-1 水戸桜ノ牧高
準々決勝 2-0 水戸啓明高
準決勝 7-3 境高
決勝 1-0 明秀日立高■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-1-4-1]
松村尚樹
上野光永 林結人 山口永遠 櫻井稜
横須賀麗仁
渕伸平 上原悠平
佐々木輝大 杉山諒
小副川虎之介
[決勝メモ]
インターハイ予選決勝と同じく、明秀日立高との決勝戦。前半、守備に重きを置いた鹿島学園を明秀日立が押し込むが、鹿島学園はCB佐々木輝大(3年)とCB杉山諒(3年)中心に確実にボールを跳ね返していく。そして、MF林結人(2年)やMF櫻井稜(2年)の突破力を活かした攻撃で差し返そうとする。明秀日立の守りも空中戦で抜群の強さを見せるCB長谷川皓哉(3年)や岡山内定GK谷口璃成(3年)中心に強固。互いに仕掛けるものの、ゴールを奪えない。迎えた後半32分、鹿島学園は交代出場のMF鈴木仁也(3年)の右ロングスローからFW松村尚樹(3年)が反転シュートを決めて先制。この1点を守った鹿島学園が1-0で勝ち、2連覇を達成した。■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
48番目の代表校、雰囲気良く全国へ
12月5日に開催された茨城県予選決勝で明秀日立高に1-0で勝利。全国で最も遅い、48番目の代表校となった。その時点で選手権までの準備期間は4週間弱だったが、左SB渕伸平主将(3年)は「最後の48校目で一番注目されるという点ではポジティブに捉えていたので、遅れた部分も全員で意識高め合って優勝できたので良かった。全国に向けて良い気持ちで臨めるかなと思います」と前向き。厳しいスケジュールの中、12月22日にプリンスリーグ関東1部昇格も決め、雰囲気良く選手権を迎える。
チームの心臓であるMF鈴木仁也(3年)ら複数の怪我人を抱えて臨んだ県予選は、守りが安定せず、準決勝ではミス絡みで3失点。それでも、「ミーティングで足りないところを見つめ直す」(鈴木雅人監督)作業を毎試合怠らずに続けてきた結果、決勝では明秀日立のパワフルな攻撃に屈することなく、球際でよく対抗し、GK小副川虎之介(3年)やCB佐々木輝大(3年)中心に無失点で勝ち切った。
攻撃は特にMF林結人とU-16日本代表候補DF櫻井稜の2年生の才能2人に注目だ。ドリブル突破やシュートでセンスの高さを示す林と圧倒的なスピードを備えたサイドプレーヤーの櫻井。インターハイを怪我で欠場したFW松村尚樹(3年)の復帰というプラスアルファもある。個々の技術力、判断力の質は高い。狙いを持ってボールを動かし、個の力やセットプレーの強さを交えてゴールを破る。
02年から毎年スペイン遠征を行ってきた鹿島学園は、18年6月に強豪・ビジャレアルと業務提携。基本をベースに個に考えさせ、自らが判断し、決断してプレーできる選手の育成と人間教育が指導方針だ。1年時からそのメソッドに触れ、考えながら個とチームを成長させてきた世代が全国でもサッカーを楽しみながら、一試合でも多く戦う。■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
2年生のブレイク候補。選手権で飛躍を
MF林結人(2年)
「予選決勝でスーパーゴール2発を決め、ブレイクが期待されたインターハイでは雨中で才能の一端を示しながらも初戦敗退。選手権では狭い局面を打開するドリブル、ラストパス、そしてシュートでチームを勝たせる。ノルマは『最低でも2点は決めたい』」
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