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愛媛加入の佐藤諒、FCティアモ枚方へ熱いメッセージ「大好きなんです」「一度絶たれたプロへの道を…」

ゲキサカ / 2021年12月25日 18時49分

愛媛加入の佐藤諒、FCティアモ枚方へ熱いメッセージ「大好きなんです」「一度絶たれたプロへの道を…」

 愛媛FCは25日、FCティアモ枚方(JFL)からMF佐藤諒を完全移籍で獲得したことを発表した。

 佐藤は今季、JFLで32試合出場12得点だった。愛媛を通じて、「プロサッカー選手としてのキャリアを愛媛FCという素晴らしいクラブでスタートできることを大変嬉しく思います。J2復帰のため、1日でも早く愛媛FCの皆様に認めてもらい、ピッチに立てるよう日々努力します。そして、愛媛FCのファン・サポーターの皆さんに多くの勝利を届けられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメントを発表。

 一方、FCティアモ枚方を通じて、以下のように感謝を伝えている。

「この度、愛媛FCに移籍することになりました。FCティアモ枚方では、2年間プレーさせてもらいました。僕自身、大卒でプロになれず、それでもプロへの夢を諦めることができず、チームを探していたところティアモのセレクションがあると聞き、そのセレクションに途中参加させてもらい、最後の最後でオファーしていただき、入団することになりました。

そこには子供の頃、テレビで見ていた選手や、Jリーグでの経験がある選手、名古屋の下部組織時代にスタジアムで見ていた選手が監督にいて、そのメンバーの一員になれて幸せでした。そんなチームメイトや監督の存在が一度絶たれたプロへの道を掴むことができたと思っています。

ティアモでの2年間は本当に学ぶことが多くて、その度自分自身の成長を実感していました。1年目は、関西リーグ優勝、全国地域チャンピオンズリーグ優勝、JFL昇格。2年目には個人の目標であった、2桁得点2桁アシストを達成でき、試合を重ねるたびに自分のプレーが自信となっていきました。その結果が今回のプロという道に繋がったと思います。

また、勤務先でお世話になりました、福田総合病院の皆様には社会人1年目で、右も左もわからない僕を温かく迎え入れてくれました。最初はサッカーと仕事の両立が難しく、僕自身うまくいかないことの方が多かったです。それでも福田理事長はじめ、職員の皆さんの温かいサポートのおかげで仕事がしやすく、そしてサッカーを真剣に打ち込める環境を作ってくれました。

また、仕事だけに限らず、サッカーの面でも気にかけてくれて、スタジアムに足を運んでくれることもありました。そこで、強く応援されていることを実感することができました。そして何より、福田理事長にはとても感謝しています。常に身体のことを気にかけていただき、人としてや社会人としてのスキルも指導していただききました。職員の皆さんのご理解とサポートがなければ、Jリーグへの挑戦も叶わなかったと思います。なのでこれからは結果という形で恩返しできるように頑張ります。

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