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前橋育英選手権V“控え”メンバーだった松本瞬&宮崎鴻「4年間で悔しさを晴らそう」駒澤大の主力としてインカレV

ゲキサカ / 2021年12月25日 22時25分

FW宮崎鴻は後半13分にCKを合わせて同点弾を決めた

[12.25 インカレ決勝 阪南大2-3駒澤大 NACK5]

 高校でも大学でも。駒澤大(関東2)のGK松本瞬(4年=前橋育英高)とFW宮崎鴻(4年=前橋育英高/栃木内定)は最終学年で頂点に立った。しかし充実度が違う。宮崎は「4年間で悔しさを晴らそうと思った。ゴールを決めて優勝出来て晴らせたと思います」としみじみと語った。

 名門・前橋育英に初の選手権優勝をもたらした世代。しかし宮崎は選手権では全試合途中出場。松本に至っては背番号1を背負いながらも、GK湯沢拓也(現立正大)に守護神の座を譲り、出場は初戦となった2回戦・橋本初芝戦の後半37分からのわずか数分のみだった。

 松本は駒大入学後、自主練を繰り返して課題だったキックの精度を高めてきたという。「悔しさをぶつけて、今度は自分が出て日本一を獲りたいと思って臨みました」。この日の試合ではミスから失点に絡む場面もあったが、「前のみんなが点を取ってくれた。感謝の気持ちでいっぱいの大会でした」と充実の表情で振り返っていた。

(取材・文 児玉幸洋)●第70回全日本大学選手権(インカレ)特集

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