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圧倒的強さでJクラブをなぎ倒す“街クラブ”FC LAVIDA、4戦15発の勢いで高円宮杯U-15初制覇に王手

ゲキサカ / 2021年12月26日 9時15分

 終了間際に失点を喫したものの、そのまま逃げ切り、FC LAVIDAが4-1で快勝。2度目の出場で初の決勝進出となった。Jクラブのジュニアユースではないチームが決勝に駒を進めるのは、2001年の東海大一以来。優勝すれば、1997年の三菱養和サッカースクール以来の快挙となる。

 創立当初は対Jクラブを意識していたという村松監督。「最初作ったときは、Jを倒すという意識はすごく強かった。倒すために、日本一を取るために、Jにはないような感じのサッカーに切り替えた部分はある。もともとはパスが多めのサッカーをやっていたんですけど、それだとちょっと違うなと」。より積極的に仕掛けることを意識したチーム作りに転換した。

 ただ、仕掛けるだけではなく「そういう選手がしっかり守備の理解をする、ゲームの展開を読む」こともトレーニングで鍛えている。「予測の部分、切り替えの部分、すべてが自然になってきている。攻撃とか守備というよりも、どっちもあるようなトレーニングを積み重ねてきている。あくまで自然体で、奪われそうなところを予測するとか、仕掛けている選手、ボールを持っている選手よりも、周りの選手がそういう感覚を身に着けてほしいなっていう感じでやっています」。

 優勝に王手をかけたチームだが、指揮官は「新チームに切り替わったときには、ここまで来れるようではなかった。よくここまで来れた」とその成長に目を細める。今季の関東1部リーグでは全勝優勝を決め、連覇達成。全国の舞台でその名を知らしめるべく、27日の決勝で王者・鳥栖U-15に挑む。

(取材・文 石川祐介)●高円宮杯第33回全日本U-15選手権特集ページ

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