出場校チーム紹介:北海高(北海道)
ゲキサカ / 2021年12月29日 18時34分
第100回全国高校サッカー選手権
北海高(北海道)
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画▼全国大会日程
1回戦 1-2 長崎総合科学大附高(長崎)■出場回数
2年ぶり11回目■過去の最高成績
8強(51年度)■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場9回(最高成績8強)■監督
島谷制勝■主将
GK伊藤麗生(3年)■今季成績
[インターハイ](道初戦敗退)
2回戦 0-2 北星大附高
[リーグ戦]
札幌ブロックリーグ1部優勝(9勝1敗)
[新人戦]
-■予選成績
1回戦 6-0 函館大谷高
2回戦 1-1(PK5-4)札幌創成高
準々決勝 2-0 札幌光星高
準決勝 2-1 札幌大谷高
決勝 0-0(PK5-4)旭川実高■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[3-4-2-1]
笹森洸成
佐々木遥土 桜庭平良
大森晴喜 西椋弥
長谷川悠翔 佐々木魁士
渡辺大翔 大友孝介 谷口隼
伊藤麗生
[決勝メモ]
インターハイ道代表でプリンスリーグ北海道2位の旭川実高との決勝戦。立ち上がりから主導権を握られ、次々にシュートを打たれる苦しい展開が続いたが、GK伊藤麗生主将(3年)を中心とした守備陣が無失点で耐え抜く。すると時間を追うごとに戦況も均衡し、右ウイングバックのMF西椋弥(3年)のつなぎやFW桜庭平良(2年)の突破でチャンスを作る。そうして0-0で迎えたPK戦、交代起用されたGK神宮快哉(3年)が4人目のキックを止めると、北海キッカーは全員が成功。死闘を制して2年ぶり11回目の全国出場を決めた。■予選取材記者(編集部・竹内)チーム紹介
エースの離脱で変わった集団
北海道予選を間近に控えた9月下旬、右サイドで攻撃の軸を担っていたエースMF川崎啓史副主将(3年)が左足首骨折の重傷で離脱。大きな苦境を乗り越えながら、2年ぶりの全国舞台に返り咲いた。当初は『啓史を全国に』というテーマを掲げながらも本気度が伝わらない選手たちに対し、島谷制勝監督から「青春ごっこならやめちまえ」というカミナリも落ちたという。ただ、そんなぬるい雰囲気は当事者である川崎自身も望むところではなかった。そこでGK伊藤麗生主将(3年)を中心に、全国行きを本気で目指すという基準を統一。5バックで守備を固めながらも相手の動向をうかがいながら攻撃に出ていくという我慢強いスタイルを完遂し、北海道の頂点に立った。10月下旬に行われた道予選は松葉杖姿でスタンド応援していた川崎も、背番号7として本大会のメンバーに登録。エースの復帰に加えて、道予選で突きつけられた「攻撃でまだまだ自分たちの時間を作れない」(伊藤)という課題に取り組んできた成果を、全国で見せつける構えだ。■予選取材記者(編集部・竹内)注目選手
献身と技術のハイブリッド
MF西椋弥(3年)
「守備から入る5-4-1のシステムにおいて、最も重要になるのは攻撃の糸口。道予選で担っていたのは右ウイングバックの西だった。川崎の状態次第では異なるポジションを担うことも想定されるが、高い技術と切れ味を発揮できるかが攻撃を大きく左右することになりそうだ」
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