[J内定高校生の声_13]静岡学園の超絶ドリブラー、磐田内定MF古川陽介。半端ないのは「独特なドリブル」「ジュビロのために」

ジュビロ磐田内定、静岡予選MVPの静岡学園高MF古川陽介

　ゲキサカでは2022年にプロ入りする高校生選手たちをインタビュー。進路を決めた理由や自分の半端ないところ、選手権へ向けた意気込みのほか、『ゲキサカ質問箱』から好きな女性芸能人やハマっている漫画・Youtube番組、チーム内での流行りなどランダムな質問にも答えてもらっている。

　第13回は、ジュビロ磐田内定の静岡学園高(静岡)MF古川陽介(3年=京都サンガF.C.U-15出身)だ。名門の10番を背負う超絶ドリブラー。その身のこなしとテクニック、緩急によってDFを翻ろうする古川が、磐田サポーターやサッカーファンへ向けて自身のことを明かす。

【J内定選手一問一答】より
―ジュビロ磐田に決まって率直に思ったことは?
「高校に入ってずっと目指していたので、安心したというか、実感が沸きました」

―ジュビロに進路を決めた理由は?
「ジュビロがオファー出してくれた瞬間に行くって決めていたんですけれども、クリエイティブな、自分たち主導でするサッカー、やっぱりアイディアとか出してするサッカーが凄く魅力的だなと思いました」

―自分の半端ないところは?
「独特なドリブルです。一発で局面変えれるプレーとか意識しています」

―今年のプレーの良いところと悪いところは?
「良いところは、チームの苦しい時間帯にゴールであったり獲れることが多くなっていること。あと、自分の持ち味がどんどん出せるようになってきているのは良いところで、悪いところは最近であれば(責任を)背負いすぎているというか、自分でやらなアカンと逆に空回りするのが多くなってきているので、そこは『もっと肩の力を抜いてやろう』というのは親にも言われました(苦笑)」

―自分の理想のプレーは?
「インハイの大津戦くらいの攻撃の起点にもなれて、ゲームのリズムを自分が作るくらいの感じでできれば、それが理想ですね。自分、ドリブルで剥がしてワンツーとか好きなので、スルーして3人目とか、そういうみんなが係わったゴールが好きです」

―自分にとってのライバルは?
「特別意識している選手はいないですけれども、(青森山田の)松木(玖生)選手とか、藤森(颯太)選手とか、あと前育の笠柳(翼)選手とか、注目されている中でテクニックで勝負している人たちの中で、自分が一番上手いという自信は持っていたいですね」

―プロで対戦したい選手は?
「酒井宏樹選手。世界の中でも戦っていたデュエルマスターというか、ネイマールとかと対峙していたので、やってみて(自分のプレーや欧州の名手について)聞きたいです」