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出場停止で“14”欠いた前橋育英、エースFW守屋練太郎が大爆発3G1A!! 粘った草津東下して初戦突破

ゲキサカ / 2021年12月29日 20時3分

 後半立ち上がりも草津東が勢いを見せ、2分にはMF竹下蓮人(2年)のロングスローをMF河合勇徳(2年)が落とし、MF大橋陸人(3年)がボレーシュート。だが、またしても枠を外れる。前橋育英も5分過ぎ、守屋、MF根津元輝(2年)、笠柳が次々にゴール前でのシュートチャンスをつくったが、いずれも枠内に蹴ることができなかった。

 後半28分にも草津東に大きなチャンス。松田がストライドの大きなドリブル突破で左サイドを切り裂き、深くえぐったところからマイナスのクロスを送り込むと、これに反応した上原が右足でシュートを放つ。しかし、この軌道には前橋育英DF岩立祥汰(3年)が立ちはだかり、完璧なブロッキングでピンチを防いだ。

 すると終盤の10分間で、前橋育英が一気にたたみかけた。まずは同34分、途中出場となったFW高足善(2年)のスルーパスに抜け出した守屋が絶妙なループシュートで追加点。さらに同40+1分、左からのスローインを相手DFの背後に回りながら受けた守屋がラストパスを送り、これをMF渡邊亮平(3年)が押し込んで3-0とする。

 草津東が捨て身の攻撃でゴールを狙いにきた後半40+3分には、飛び出したGK石徳の裏を取った渡邊が強烈なシュートでゴールを狙うと、クロスバーに直撃してゴール前へ。これに反応した守屋がヘディングで押し込み、終盤のゴールラッシュをハットトリックで彩った。試合はこのまま終了。前橋育英が堂々の初戦突破を果たした。

 試合後、3ゴール1アシストの守屋はフラッシュインタビューで「最初の試合ということで点を決められてよかった」と笑顔。「自分はシュートが課題だったのでシュート練習をたくさんしてきた。次の試合でもチームに貢献できるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 一方、山田監督はオンライン会見で「全体の出来はあまり良くなかった。崩しの部分であったり、逆への展開とか、裏へのパスとか、思ったようにテンポとリズムがなかった」と厳しい表情。中1日での2回戦に向けて「これからだんだん良くなっていくと思う」としつつ、「守備面では奪われた後のインテンシティや、連動するところがうちの持ち味。今日は何回か奪い返せたが、もう少し徹底できないといけない」と課題改善を誓っていた。

(取材・文 竹内達也)
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