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岡山学芸館は主将MF山岡が2戦連発も…雪中の決戦で逆転負け「来年はより成績を」

ゲキサカ / 2021年12月31日 20時27分

岡山学芸館は2回戦敗退(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[12.31 選手権2回戦 岡山学芸館1-2高川学園 ニッパツ]

 前半11分に獲得したPKを主将MF山岡亮太(3年)が自ら沈めて前半を1点リードで折り返した岡山学芸館高(岡山)だったが、後半の2失点で逆転負け。夏のインターハイでは初となる8強まで勝ち上がっていたが、冬は2回戦で姿を消すことになった。

 1回戦後の報道やSNSなどで、高川学園のセットプレーは十分に警戒していた。しかし警戒しようものにも、「フィジカルの差」はどうしようもなかった。高原良明監督も「セットプレーの強さは分かっていたが、フィジカル差で負けてしまった」と唇を噛んだ。

 この日は1年生MF田口裕真が先発出場するなど、2年生以下に楽しみな選手も多い。後半開始のころから小雪が舞った極寒の中で行われた一戦は、何よりの経験になったはずだ。

 怪我の影響で県大会は決勝のみ出場となったものの、本大会では2試合連続ゴールと気を吐いた山岡も「(自分たちは)後輩たちに支えられた学年」と振り返ると、「来年は僕らよりもいい成績を残してほしい」とエールを送った。 

(取材・文 児玉幸洋)
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