東福岡との“九州プレミア対決”で衝撃の4発完勝!! 大津は次戦も九州勢と「戦うのは少し心苦しいが…」
ゲキサカ / 2022年1月1日 5時27分
その後は大津が猛攻を仕掛け、後半18分にはDF岩本昌大郎(3年)の右コーナーキックからDF川副泰樹(3年)のボレーシュートがゴール左へ。同19分にはMF森田大智(3年)の果敢なドリブル突破で右サイドを崩すと、一村がつないだボールをFW小林俊瑛(2年)が狙い、右ポストを襲った。
東福岡は後半21分、川原に代わって186cm長身のDF江本千泰(2年)を投入。すると同22分、辻のロングスローを江本がニアでそらし、吉田がボレーで狙う。しかし、これもU-18日本代表候補の注目GK佐藤のスーパーセーブに阻まれ、追撃ゴールは決まらない。
すると後半27分、大津は川副のロングフィードに川口が反応し、風に流れたボールをかすかに触って落とすと、途中出場のMF高畑涼(3年)がダイレクトで突き刺して3点目。さらにアディショナルタイム4分には、森田、岩本と繋いだパスをMF稲田翼(1年)が突き刺し、ルーキーの2試合連続ゴールで大勝劇を彩った。
試合後、敗れた東福岡の森重潤也監督は「非常に残念な試合でした」と総括。「大津高校のほうがやはりわれわれよりも優っている部分が多く、なかなか点を取れないという部分で難しいゲームだった」と敗因を振り返った。
一方、大津の山城朋大監督は「プレミアリーグで対戦したことあるチームということで、相手の速い前線3人をうまく消せるかどうかを意識していた。スピードある選手を抑えられたことが大きかった」と守備面に手応え。「最初はリスクを負わないプレーでいこうと思っていたら点数が取れた。後半は風上に立ったので、相手の背後を使いながら効果的に戦い続けることができた」とピッチコンディションに合わせた磐石な試合運びを誇った。
3回戦の相手も同じ九州勢の佐賀東に決定。指揮官は「最近は九州のチームがベスト8、ベスト4に残ることが少なくなっているので、“九州は一つ”というスローガンがあるんですが、みんなで上位進出を狙っている」と九州勢への思いをのぞかせつつ、「九州同士で戦うのは少し心苦しいが、日頃闘っている相手なので万全の準備をして臨みたい。九州の一番になりたいと常に思っているし、トップを走っている自負もあるので、絶対に負けられない試合だと感じている」と力強く意気込んだ。
(取材・文 竹内達也)
●【特設】高校選手権2021
▶高校サッカー選手権 全試合ライブ&ダイジェスト配信はこちら
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[球蹴男児U-16]DFリーダーのCB木下斗稀「日本一を目指すなら1年生のうちにも」。大津は悲願実現のため、1年時から成長と結果を求める
ゲキサカ / 2024年5月7日 9時51分
-
[球蹴男児U-16]劇的な形で1-0勝利。184cmDF二之形悠真「鹿児島城西の名前を全国に轟かせるような代になりたい」
ゲキサカ / 2024年5月6日 23時49分
-
[MOM4686]東福岡MF生水智也(1年)_鮮やかな先制アシストに加え、2発。「球蹴男児U-16」開幕戦でアピール
ゲキサカ / 2024年5月6日 8時13分
-
[球蹴男児U-16]東福岡が4連覇へ開幕白星。左足でゴール創出の司令塔、MF椙原陸翔は先輩の「長友佑都選手ぐらい走って」チームの“心臓”に
ゲキサカ / 2024年5月6日 6時10分
-
[球蹴男児U-16] 攻守に奮闘のMF瀬口天翔「次に繋げる」。熊本国府は黒星も後半に落ち着いてボール動かし、1得点
ゲキサカ / 2024年5月3日 20時30分
ランキング
-
1巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3「やっぱ持ってる」大谷翔平、“記念日”に自ら祝砲!「日本も早くしないとな。アメリカに先越されとるで」
スポーツ報知 / 2024年5月18日 13時56分
-
41014億円男・大谷翔平が生んだ“今季最高”の光景 米国でも話題沸騰「大金が支払われた理由」
THE ANSWER / 2024年5月18日 19時33分
-
5畑山隆則氏 井上尚弥を絶賛「異次元」「同じチャンピオンでも格差ある」
東スポWEB / 2024年5月18日 18時39分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください