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宮崎の勢力図変えた宮崎日大が新たな一歩。前回8強の富山一から全国初白星!

ゲキサカ / 2021年12月31日 22時21分

 加えて27分には、中川のコントロールショットがクロスバーをヒット。大塚一朗監督も「チャンスで決め切れる力がまだなかったかなと思っています」と首を振ったように、15本のシュートを得点に結びつけることができなかった。

 羽間やDFライン中心に無失点を続けた宮崎日大が、試合終盤にスコアを動かす。後半33分、敵陣左中間でFKを獲得。キッカーの芥川がインスイングの左足キックでGKとDFラインの間へボールを入れると、フリーのCB外山将大(2年)が頭でゴールへ突き刺した。宮崎日大は2年生CBが決めたチームの全国初ゴールに喜びを爆発。富山一はすぐに190cmFW大川翔夢(3年)を投入して反撃するが、宮崎日大は根気強く跳ね返して1-0で勝ち切った。

 宮崎日大は前回大会初戦で仙台育英高(宮城)に0-3で敗戦。朝倉監督は「自分たちの思うようなサッカーができなかったので、どんな時も自分たちのサッカーをブラさずにやることをこの1年間心がけてきました」という。

 この日もなかなか主導権を握ることができなかったが、焦れずに粘り強く戦い、1-0で勝利。外山は「キツイ試合になったんですけれども、全員が守備をして、失点をゼロに抑えたことが勝てた一つの原因だと思います」と胸を張った。

 チームの目標はベスト8。目標達成を懸けた3回戦の対戦相手はインターハイ3位の静岡学園高(静岡)だ。富山の名門から初白星を挙げた宮崎日大がV候補にも食い下がり、チャンスで仕留めて鵬翔、日章学園に続く8強入りを果たす。
 
(取材・文 吉田太郎)
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