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初戦欠場から覚悟の強行出場も…東福岡DF段上主将は涙の途中交代「何もできず悔しかった」

ゲキサカ / 2022年1月1日 6時50分

 だからこそ、段上はピッチに立つ者として吉原の思いも背負って戦っていた。「メンバーに入れなかった吉岡優希がいるが、そいつのためにも自分は早く治そうとしていたし、一緒にリハビリもやってきた。早く治して出場して、優希のためにという気持ちでずっとやってきた。それなのに何もできなかったのが悔しかった」。ピッチを去る際の涙は仲間を思ってのものだったようだ。

 段上がピッチを退いた後だが、東福岡はさらに2失点。「1失点、2失点としていく中での気持ちの立て直しは自分がピッチに立っていればできたのかなと思うが、ピッチにいなかったので気持ちの立て直しがなかなかできなかった」(段上)。そのままタイムアップを迎え、悔しい2回戦敗退となった。

 段上は高校卒業後、大学に進学してサッカーを続ける予定。これから推薦入試を受験するという。「この悔しさを経験したのは自分たちしかいない。それを糧にこれから大学でもサッカーを続けるので、4年間しっかり成長してプロになれれば」。そう意気込みを語った主将は「来年、再来年はこの試合を経験した選手も多いし、僕たちの代よりも絶対に強い。全国制覇を目標に頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。

(取材・文 竹内達也)
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