1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

12年ぶりの選手権で流経撃破し、静学に対抗。近大和歌山は「ここから」より高みへ

ゲキサカ / 2022年1月1日 9時16分

 それでも、09年度大会初戦で近大和歌山が敗れてから12年間続いていた和歌山県勢の連続初戦敗退を自らストップ。県リーグ1部所属(来年はプリンスリーグ関西2部昇格)の進学校が、“全国リーグ”の流経大柏を破り、J内定3選手出場の静岡学園とも渡り合った。近大和歌山だけでなく、和歌山県のサッカーにとっても大きな2試合。「キンワカ、良いチームだな」「和歌山、やるな」と印象づける2試合でもあった。

 藪監督は「こっち来る前に小6のサッカーしている子に、質問されて、『流経大柏に勝てるんですか?』『勝てるよ』という話をして。和歌山の子どもたち、たくさんテレビを見てくれたと思うんですけれども、和歌山のサッカーにも少しは貢献、恩返しできたかなという気持ちと、チームとしても、チームの要求に対してより積極的に1年生、2年生がやってくれたりとか、ウチを目指してくれたりとか……ウチの成長とか、和歌山県の成長に少しでも貢献できたかなと思いますけれども、ここからだと思います」と思いを口にした。

 12年ぶりの選手権で記憶に残る戦いをした。だが、結果は悔しい2回戦敗退。目指しているステージはここではない。荒木は「まずここまでサポートしてくださった方々や、応援してくれた方への感謝は凄く持っていて、結果で恩返しできなかったのは凄く申し訳ないです。試合に出ていた2年生は経験があるので、自分たちを超えてもっと上に行って欲しいと思っています」と期待した。新たな高みへ。近大和歌山は「ここから」だ。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2021
▶高校サッカー選手権 全試合ライブ&ダイジェスト配信はこちら

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください