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自分の“武器”で選手をやる気にさせる…東南アジア制覇のタイ代表に帯同したマダム・パンとは何者?

ゲキサカ / 2022年1月2日 14時2分

本人のインスタグラムより

 タイ代表の東南アジア制覇に一役買った女性のチームマネージャーが話題を集めている。

 MFチャナティップ(札幌)やDFティーラトン(横浜FM→ブリーラム・U)を擁するタイは1日、AFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)決勝第2戦でインドネシア代表と2-2で引き分け、2試合合計6-2で2大会ぶり6度目の優勝を飾った。

 タイは先月29日の第1戦で4-0の快勝。第2戦では一時2-1と逆転しながら終盤に追いつかれたが、第1戦での大量リードが決め手となった。

 今回の躍進は、チームマネージャーを務めるヌアンパン・ラムサムさんの“ニンジン作戦”も背景にあったようだ。開催国シンガポールの『アジア・ワン』が同国『ザ・ストレーツ・タイムズ』の報道を基に伝えている。

 現在55歳のラムサムさんはタイ有数の資産家の5代目で、実業家としての顔も持つ。その資金力を生かし、今大会のグループリーグ終了後、選手やスタッフのモチベーションを上げるためにロレックスの時計、最新のiPhone、高級バッグなどをプレゼントしたという。さらに優勝した場合、賞金2000万バーツ(約7000万円)を代表チームに与えることも約束していたとのことだ。

 ラムサムさんは2008年から2019年までタイ女子代表に帯同し、2015年と2019年のワールドカップ出場に貢献。2015年からポートFC(タイ1部)のオーナーも務め、2019年にタイFAカップ優勝を経験した。タイ代表には昨年8月に入閣し、今大会の優勝監督となったアレシャンドレ・ペルキング氏の招聘にも関わったとされている。

 指揮官が必要とする選手の招集は、ラムサムさんの手腕によるところが大きいようだ。ペルキング監督は「マダム・パン(ラムサムさんの愛称)はパワフルな女性で、国内外のクラブとの関係構築に本当に長けている」と信頼を置いている。

 シンガポール『アジア・ワン』は「ことわざにあるように、成功した全ての男性の背後には女性がいる。タイ代表の場合、その女性とはチームマネージャーのヌアンパン・ラムサムのことだ」と功績を称えた。

タイ代表のチームマネージャーを務めるラムサムさん この投稿をInstagramで見る มาดามแป้ง(@panglamsam)がシェアした投稿

タイの資産家で、実業家としての顔も持つ この投稿をInstagramで見る มาดามแป้ง(@panglamsam)がシェアした投稿

札幌MFチャナティップと勝利を喜ぶ この投稿をInstagramで見る มาดามแป้ง(@panglamsam)がシェアした投稿

試合前に選手を鼓舞するシーンも この投稿をInstagramで見る มาดามแป้ง(@panglamsam)がシェアした投稿 ●カタールW杯アジア最終予選特集
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