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「負ける気がしない」PK戦で8強へ!桐光学園が2年連続4強の帝京長岡を破る

ゲキサカ / 2022年1月2日 20時2分

 桐光学園は2回戦の帝京大可児戦も0-1から1-1に追いつき、PK戦の末、勝ち上がってきた。「PK戦に関しては吉田がいれば本当に負ける気がしない」。山市がそう話すとおり、チームメイト全員がGK吉田優翔(3年)を信頼している。実際、吉田は帝京長岡の2人目、MF三宅凌太郎(3年)のキックを見事にストップ。対する桐光学園は5人全員が決めてPK5-3で競り勝った。

 2回戦の帝京大可児戦も吉田は相手の7人目をストップ。桐光学園は7人全員が決め、PK7-6で勝った。吉田のPKストップも光るが、2回戦からキッカーが一度も失敗していないことも素晴らしい。「吉田が止めてくれると思っているので、自分たちは思い切って蹴ろうと。自信と強気を持って蹴るだけだった」と山市は感謝するが、GKとフィールド選手の信頼関係が12本連続PK成功につながったのは間違いない。

 2試合連続のPK戦勝利で9大会ぶりの準々決勝進出を果たした桐光学園の鈴木勝大監督は「今日も苦しい試合だったが、選手たちが我慢強く戦って、こういう結果につながったと思う」と教え子たちをねぎらった。2大会連続ベスト4だった帝京長岡を破っての8強入り。MF中村俊輔らを擁して準優勝だった96年度大会を上回る悲願の全国制覇へ、この勢いのまま突き進む。

(取材・文 西山紘平)
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