高川学園の187cmGK徳若碧都が好セーブ連発。次は「あの人に憧れて…」の母校と国立決戦
ゲキサカ / 2022年1月4日 21時12分
[1.4 選手権準々決勝 桐光学園高 0-1高川学園高 等々力]
高川学園高は2試合連続で1-0勝利。“主役”の座こそ決勝点のMF西澤和哉(3年)に譲ったが、14年ぶり準決勝進出の“陰の立て役者”となったのが、GK徳若碧都(3年)だ。
前半31分、桐光学園高のロングスローの流れからピンチ。だが、徳若は至近距離から放たれた決定的なシュートに反応して手に当て、ポストに逃れる。直後には抜け出してきた相手FWとの1対1をストップ。流れを掴まれていた前半終盤を無失点で切り抜けたことが、後半15分の先制点に繋がった。
徳若は1-0の後半アディショナルタイムにもコースの変わったシュートをかき出し、無失点勝利。対戦した桐光学園の注目エースFW三原快斗(3年)は「質の高いGKがいて、全国の厳しさを改めて感じました」と、徳若を含めて全国レベルのGKからゴールを奪うことの難しさを口にしていた。
今年度、好GKの多かった中国地方でも屈指の守護神。インターハイは静岡学園高に0-2で敗れて初戦敗退し、知名度を上げることができなかった。ただし、対戦した静岡学園の川口修監督が「強いチームですよ」と評した高川学園で特に評価していたのがGK徳若だ。今春、「去年に比べたら自信を持ててやれています。全国優勝を見据えてやりたいと思います。個のレベルをもっと上げてスカウトされるように」と語っていた守護神は、選手権までに成長。強敵の前に立ちはだかり、チームを勝たせるような活躍を続けている。
彼の武器の一つが飛距離十分のキック。「(きっかけは16年度選手権優勝時の)青森山田のGK廣末陸選手。キック凄いじゃないですか、あの人に憧れてキック始めてひたすら蹴っていました」という徳若は、準決勝で憧れのGKの母校・青森山田高と戦うことになった。磨いてきたキックやシュートセーブ、そして187cmの高さをV候補筆頭相手に発揮し、高川学園を初の決勝へ導く。
(取材・文 吉田太郎)
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