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最後の最後で手にしたレギュラーポジション。左SBを務め上げた青森山田MF小野暉の未来は明るく“ひかる”

ゲキサカ / 2022年1月12日 7時55分

 人知れず抱えていた想いもあった。「中学校では全中5連覇を懸けた戦いで負けてしまって、自分たちの代の大会ではずっと優勝が獲れていなくて、(松木)玖生も言っていたんですけど、『自分がいると優勝できないんじゃないか』『自分たちの代は勝てないんじゃないか』という気持ちが自分にもありました。でも、春から掲げた3冠が今こうやって実現できて、本当にみんな頑張ってくれましたし、チームメイト全員に感謝したいです」。しかも、最後はメインキャストとして実現した“3冠”。大いに胸を張っていい。

 はしゃぎ過ぎた表彰式。「だいぶ気持ち良くなっていたので、そのせいで声も嗄れちゃいました。のどが痛いですね(笑)」と笑った小野は、選手権日本一、高校年代3冠を達成した選手として、山梨学院大学でまた新たな挑戦に身を投じていく。「(宇野)禅斗と玖生だけがプロに入ったんですけど、自分は大学でもサッカーを続けるので、ここからプロに行けるように頑張っていきたいです」。

 一撃必殺の左足と、誰をも笑顔にしてしまう天性の明るさ。確かな武器を携えた小野の未来がどんな形で“ひかる”のか、今からとにかく楽しみだ。

(写真協力=『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 土屋雅史)

(※青森山田高の協力により、リモート取材をさせて頂いています)●【特設】高校選手権2021
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