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国立5アシストの一方で…大会No.1SH藤森颯太が見せた“青森山田の象徴”と言える姿

ゲキサカ / 2022年1月12日 16時5分

 それでも、藤森は今大会の活躍に満足していない。「自分自身、なかなか2回戦、3回戦、準々決勝と自分の本領を発揮できずにいました。国立入ってから(準決勝、決勝)は十分とは言えないですけれども、チームの勝利に貢献する形で活躍できたことは嬉しく思っています。でも、そのパフォーマンスを2回戦から発揮できたらもっとチームの得点に貢献できたり、チームのためになった。優勝できたから今は良いんですけれども、優勝できなかったらと思うと、本当に悔しい結果で終わっていた大会だったかなと思います」。また、藤森はプレミアリーグEASTの終盤戦で3戦連発を記録したが、今大会は無得点に終わっている。だからこそ、満足することなく課題に取り組んでいく覚悟だ。

 藤森は優勝の瞬間について、「目標として掲げていた3冠を成し遂げることができて嬉しいですし、山田中からの6年間、山田でのサッカー生活が終えたということを考えると感慨深いものがありますし、3年間、6年間やってきた仲間と切磋琢磨してきたことを誇りに思う反面、少し寂しいなという気持ちでいっぱいです」と明かす。

 卒業後は大学サッカー界屈指の強豪、明治大へ進学。新たなステージ、また年代別日本代表での活躍も期待される。「自分自身が青森山田でできた素晴らしい経験というのはこれからのサッカーキャリアにおいて、絶対に自信や支えになりますし、年代別の代表に入りたい気持ちもありますけれども、まずは大学に入って一から積み重ねていきたいなと思っています」。青森山田の“象徴”と言えるほどの動き、リーダーシップを見せたMFは、6年間で学んだことをベースに、よりスケールアップして次のステージで大きく羽ばたく。

(取材・文 吉田太郎)

(※青森山田高の協力により、リモート取材をさせて頂いています)●【特設】高校選手権2021
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